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細野晴臣 Daisy Holiday! 2019年12月2日(タバコのこと)

 

今回の「Daisy Holiday!」は、11月16日シネマスイッチ銀座で行われた細野さんの50周年の映画「NO SMOKING」の監督:佐渡岳利さんとのトークショーでした。

細野さんは愛煙家でこの映画で色んなところでタバコを吸われているそうです。日本はタバコ吸う場所がどんどんなくなって不便だということ。香港はブロックごとに灰皿があるそうで、タバコには寛容な国のようです。ロンドン、NYは外で吸う。我慢できなくて、ホテルの部屋で吸ったら300ドル取られたこともあったそうです。

 

 

今日は私とタバコについて少し書かせてもらいたいと思います。

私も30年以上のスモーカーでした。吸い始めたきっかけは、刑事ドラマとかでスターはタバコを吸っていて、「かっこいい」と思ったからです。私は松田優作に憧れて真似してました(外観は全く似ていないですが)。父親が吸っていたというのもあると思います。

子供の頃は「タバコ買ってきて」と親に言われて、タバコ屋さんや自販機に買いに行くというのは日常でしたので、タバコを買うことに対するハードルはものすごく低かったですし、喫煙率もすごく高かったと思います。

就職してからも席でタバコ吸えましたし、新幹線や飛行機でも喫煙席で吸えました。なのでタバコを吸うことに対する罪悪感というのはありませんでした。

しばらくアメリカの西海岸に赴任したことがあるのですが、アメリカではレストランなど公共の室内は全面禁煙(州によって若干違うようですが)に驚かされました。2000年頃の話です。

それから日本でも禁煙エリアがどんどん広がり、駅のホームの灰皿はなくなり、レストランでも喫煙席もしくは喫煙所となり、歩きタバコは罰金となるなど愛煙家には厳しい社会となっていきました。

細野さんも仰ってましたが、私もタバコを吸っているときは、どこに喫煙所があるのかをチェックするのが日課で計画的にタバコを吸っていました。ニコチンは1時間経つと抜けるので、結構な頻度で吸わないといけないので大変でした。

 

「NO SMOKING」というタイトルについて細野さんが話してくれました。

 

その頃、「NO SMOKING」に悩んでいた。

特に銀座はきつい。喫煙所のありかは大体チェックしている。銀座には1箇所ある。昔はあちこちにあった。アップル・ストアの前で吸えた。

今は路地にいくと「NO SMOKING」とベタベタ貼ってある。「ここはいいだろ」と思うところほど貼ってある。誰にも迷惑かけないだろと思うんだけど。だからそういう悩みを抱えている人間の発想。

倉本聡さんも言っていた「こういう世の中じゃなければタバコはやめてた。体にそんなにいいわけじゃない。かと言って騒ぐほどひどいわけじゃない。でも一応年とったらやめるだろう。でもこういう世の中だから吸い続けてるんだ」と。僕もそうかもしれない。煙を吸わなくても、肺に入れなくても、煙出すというのはなかなかいい。

 

私が健康上の理由でタバコをやめたのは約3年前なのですが、このようにタバコのために色んなこと考えて、時間を束縛されなくなったのはとてもよかったと思います。今考えるとなんであんなもの吸っていたんだろうと思います。害はあっても、いいことなんて一つもなかったと思います。

私の父親は肺がんで亡くなりました。原因はタバコの吸いすぎです。電車を途中下車して吸うほどのヘビースモーカーで、肺気腫になってタバコをやめたのですが時遅しでしたね。肺がんは本当に苦しそうで可哀想でした。

普通に生きていても悪いものはいっぱい体に入ってくるのでしょうが、だからと言ってさらに害のあるものを自ら体に入れることはないと思います。