【目次】
小坂忠『THE LAST SESSION~with CHU’s Friends』
2022年4月29日に73歳で亡くなった小坂忠さんの未発表音源や貴重なライブ映像を収録したCD+DVDが発売になりました。10月22日の「Barakan Beat」でも紹介されました。
CDもライブ映像も素晴らしいのですが、一番感動するのは2021年9月21日秋津福音教会で収録されたインタビュー映像です。ミュージシャンというだけでなく、人としてどう生きるかということを学ばせてもらいました。忠さんの歌を聴くと何故こんなに感動するのか、それは忠さんの生き方そのものであったことを知りました。私も誤魔化すことなく、自分が生きるべき道を誤魔化さずに生きていこうと思いました。
収録内容
<CD>
1,F.W.Y/小坂忠 (未発表音源)
2,音楽を信じる We believe in music/小坂忠&Asiah
※ALFA 50th Anniversary“ALFA MUSIC LIVE”より
3,Forever Young/小坂忠
4,Many Rivers to Cross/小坂忠 Magic Band 2019
※“Peter Barakanʼs Live Magic! 2019”より
5,まだ夢の途中/茂忠(小坂忠&鈴木茂)
6,Just Like You/Asiah
7,どろんこまつり/小坂忠&ウルトラ (未発表音源)
※AMERICAN POP FESTIVAL VOL.3より
<DVD>
1,早起きの青い街
2,Hot or Cold
3,向きを変えて
4,ほうろう
5,機関車
6,I belive in you
7,What A Wonder ful World
※SPACE SHOWER “OTONA SESSIONS 3 at B.Y.G” 2021年10月1日 渋谷 B.Y.Gの映像を収録
出演バンド:小坂忠 with OTONA SESSIONS BAND
メンバー:小坂忠(Vocal, Guitar),林立夫(Drums),佐橋佳幸(Guitar),Dr.kyOn(Keyboards),tatsu(Bass)
<特別映像>
小坂忠 ラスト・インタビュー映像
収録場所:秋津福音教会
収録日:2021年9月21日
CDには、佐藤博氏宅から偶然発見されたという未発表音源「F.W.Y」やALFA 50th Anniversary“ALFA MUSIC LIVE”(2015年)で愛娘Asiahと歌唱した「音楽を信じる We believe in music」、“Peter Barakanʼs Live Magic! 2019”(2019年)で披露された「Many Rivers to Cross」や2016年にレコーディングされたボブディランの「Forever Young」他、茂忠(小坂忠と鈴木茂のユニット)「まだ夢の途中」、愛娘Asiahが小坂忠への思いを込めた「Just Like You」等の初のCD化音源に加え、小坂忠&ウルトラとして1976年にAMERICAN POP FESTIVAL VOL.3で披露した「どろんこまつり」がボーナストラックとして収録。
また、DVDには、東京・渋谷にある伝説のロック喫茶「B.Y.G」で、2021年に約20名の限定観客を招き収録された「OTONA SESSIONS 3 at B.Y.G」からの豪華メンバーとのパフォーマンスや秋津福音教会で行われたインタビューの模様が収録され、まさに「THE LAST SESSION~with Chu’s Friends」というタイトルに相応しい作品が完成した。
プロフィール
1948年7月 東京生まれ
1966年ロックグループ「ザ・フローラル」でデビュー。
1969年細野晴臣・松本隆らと「エイプリル・フール」結成。
1970年ロックミュージカル「HAIR」に出演。
1971年にソロデビューを果たすと、ティン・パン・アレーとレコーディングした和製R&Bの金字塔『HORO』(1975年)をはじめ多数の傑作を発表した。
1976年からはクリスチャンとしてゴスペルソングに軸足を移して活躍。
一方で、2000年、再びティンパンと活動を開始。
2001年11月 細野晴臣プロデュースによるアルバム「people」をリリース。以後ポップシーンでも存在感を放っている。
2016年9月デビュー50周年を迎え開催した記念のコンサート「let the good times roll!!」は、既に伝説として人々の記憶に新しい。
2017年8月、癌発覚。切除手術。11月奇跡的な復活を遂げ、 元気にステージに復帰。その後も各方面で精力的に活動するも、
2022年4月 全身がんによる肝不全で死去。