【目次】
ホットピックス
Immanuel Wilkins『Blues Blood』
ニューヨークを拠点に活動するサックス奏者:イマニュエル・ウィルキンスのアルバム。ブルーノートから2年ぶり。ミシェル・ンデゲオチェロとの共同プロデュース。
1964年に無実の罪で逮捕された少年ダニエル・ハムが刑務所から度重なる暴行を受けたにもかかわらず、血が出ていないという理由で治療を受けられませんでした。その当時彼が発言した「あざを切開して血を流して、そのあざ(ブルース)の傷を見せなければならなかった」という言葉からアルバムタイトルの着想を得ているそうです。
メンバーは、イマニュエル・ウィルキンスのアルトサックス、マイカ・トーマスのピアノ、リック・ロサートのベース、クウェク・サンブリーのドラムス。
MOTION
ジューン・マクドゥームのボーカルが入っています。
DARK EYES SMILE
セシル・マクロリン・サルヴァントのボーカルとマーヴィン・スウェルのギターが加わっています。
Scott Colley, Edward Simon, Brian Blade『Three Visitors』
ベーシスト:スコット・コリー、ピアニスト:エドワード・サイモン、ドラマー:ブライアン・ブレイドのトリオによるアルバム。それぞれのソロアルバムやジョン・パティトゥッチのアルバムで長く共演してきた3人ですが、2019年11月カリフォルニアで制作したアルバムでコロナ禍を経てやっと発売されました。タイトルは、一人一人生きている距離は一時的なものでアートや音楽を通じて同じように別のテリトリーを訪れることができるというイメージだそうです。
Three Visitors
You Are(feat. Chris Potter)
エドワード・サイモンのキーボード、クリス・ポッターのテナーサックス、リチャード・ルードとエリザベス・リム・ダットンのヴァイオリン、キャスリン・ロックウッドのヴィオラ、サチ・パティトゥッチのチェロ、ハナ・ダグダガンのヴォイスが加わっています。
Steam Engine『Steam Engine』
木村紘(ドラムス)、馬場智章(テナーサックス)、佐瀬悠輔(トランペット)、渡辺翔太(ピアノ)、古木佳祐(ベース)という5人によるバンド:スチーム・エンジンのデビューアルバム。リーダーの木村紘が全曲作曲を手掛けたセルフ・プロデュース作品
Steam Engine
From A Tiny Window
コロナ禍でライブが軒並みキャンセルとなった頃に、家の窓から季節の移り変わりを眺めながら書いた曲だそうです。
明田川荘之『アケタズ・エロチカル・ピアノ・ソロ & グロテスク・ピアノ・トリオ』
11月16日に74歳で亡くなったピアニストの明田川荘之さんを偲んで3曲かかりました。明田川さんはピアニストでもあり、オカリナ奏者・製作者としても知られています。そして「アケタズ・ディスク」のレーベル・オーナーでもあり、西荻窪の70年代からやっている小さなライブハウス「アケタの店」の店主でもあります。「アケタズ・ディスク」の第1弾、1975年のアルバムより明田川さんのピアノソロの曲。
この悲しみをこの大地に踏みしめて
フリー
ノモウタ