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【目次】
ホットピックス
Fred Hersch『The Surrounding Green』
ピアニスト:フレッド・ハーシュのECMからリリースの最新作。フレッド・ハーシュはおよそ50年のキャリアがありますが、ECMからのリリースは2022年エンリコ・ラヴァとのデュオが初めて。2作目にソロを録音し、今回は3作目でトリオ編成。長年の仲間であるダブルベースのドリュー・グレス、ドラムスは大友さんも時々共演するジョーイ・バロンを迎えたトリオ作品で2024年5月ECMの録音ではお馴染みのスイスのルガーノにあるオーディトリオ・ステリオ・モロ で録音されています。収録曲はフレッド・ハーシュのオリジナル3曲に加えて、オーネット・コールマンの「Law Years」、エグベルト・ジスモンチの「Palhaço」、ガーシュウィン兄弟の「Embraceable You」、チャーリー・ヘイデンの「First Song」を演っています。
Plainsong
フレッド・ハーシュのオリジナルでアルバム1曲目。
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Anticipation
フレッド・ハーシュのオリジナルでアルバム最後の曲。
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Chris Cheek『Keepers of the Eastern Door』
サックス奏者:クリス・チークの最新作。今回クリス・チークは伝説のドラマー:ポール・モチアンのバンドで共演したことがあったギタリストのビル・フリゼールとフリゼールの長年の共演者でもあるベースのトニー・シェールとドラムスのルディ・ロイストンを迎えてカルテットで録音しています。録音は2024年11月ニューヨークのパワー・ステーションでアナログテープへの一発録りで録音されたそうです。
Keepers Of The Eastern Door
クリス・チークが作曲したタイトル曲。クリス・チークはテナーサックス、ビル・フリゼールはエレクトリックギターを演奏しています。
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O Sacrum Convivium!
現代音楽のオリヴィエ・メシアンが1937年に作曲したラテン語の混成四部合唱曲。クリス・チークはソプラノサックス、ビル・フリゼールはアコースティックギターを演奏しています。
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Joe Armon-Jones『All The Quiet (Part I)』
ロンドンを拠点に活動するバンド:エズラ・コレクティヴのキーボード奏者のジョー・アーモン・ジョーンズの2部構成のアルバム『All The Quiet (Part I)』と『All The Quiet (Part II)』。Part Iは3月にPart IIは6月に発売されています。ジョー・アーモン・ジョーンズはジャマイカのサウンド・エンジニア:キング・タビーのプロダクションや生のダブサウンドシステムの感覚にインスパイアされたようで、コロナ禍のロックダウン中にミキシングなどの使い方を独学で学習して自宅に様々な機材を整えたスタジオ作ってミキシングの実験をしていたそうです。その成果がこの2枚のアルバムになっています。今回のアルバムのテーマは「自由」「コミュニティ」「抵抗」の三本柱だそうです。
Lifetones
ジョー・アーモン・ジョーンズのキーボードとパーカッション、ナシェット・ワキリのドラムス、ムタレ・チャシのベース、ヌバイア・ガルシアとジェームス・モリソンのテナーサックス、イフェ・オグンジョビのトランペット、オスカー・ジェロームのギター。
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Joe Armon-Jones『All The Quiet (Part II)』
War Transmission
ジョー・アーモン・ジョーンズのキーボードとオルガン、ナシェット・ワキリのドラムス、ムタレ・チャシのベース、ヌバイア・ガルシアとジェームス・モリソンのテナーサックス、イフェ・オグンジョビのトランペット、クウェイク・バスのパーカッション。
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