ラジオと音楽

ラジオから知った音楽のこと書いていきます

ワールドロックナウ 2021年2月28日(フー・ファイターズ、オリヴィア・ロドリゴ)

 

 

新譜紹介

 

 

Foo Fighters『Medicine at Midnight』

フー・ファイターズの待望の新作。時代を反映したようなタイトルですが、このアルバムを作った時にはコロナの状況がこんなことにはなっておらず、結果的にそうなったのですが狙ったタイトルのように思われるのは本意ではないが、だからといって変えるのも良くないと。

デイヴ・グロールとしては皆んなで踊れるロックンロールアルバムを作りたいという思いで作った作品だそうです。デヴィッド・ボウイの『Let's Dance』のようなアルバムにしたいんだと。

結成25年。トップを走り続けます。デイヴ・グロールは何千回と「ロックは終わったけど、あなたどう思いますか?」と聞かれたそうでが、「そういう話じゃないだろ?」と答えているそうです。このアルバムも全英ナンバーワン、全米トップスリー。

渋谷さんの解説です。

 

フー・ファイターズは、ロックンロールが普遍的であると闇雲に信じて演り続けているというわけではないです。時代が変化している、ギター・ロックはもう終わりつつある、そんなの百も承知。そして、ヒップホップが、あるいはモダンロックがどういうところにいるか、というのを全然知らないわけではない。ありとあらゆるトップテン・チャートをちゃんと知識として知っている。自分たちの古典的なスタイルをゴリ押しするというメタル的な佇まいでもない。「Waiting On A War」というような知的な歌詞も書ける。ありとあらゆる要素を持ちながら、でも俺たちはロックンロール・バンドとしてここを進むんだと。そして、彼らの持っている最大のエネルギーはデイヴ・グロールの持っている非常にコマーシャルなメロディ・メーカーとしてのセンスと、常に客の期待を裏切らない王道の「まさにこういう音が聞きたいんだよな」という欲望に対応する、それを衒いもなく自分たちの信念として演ることができる天性のありよう。そういうことが凝縮されたナンバーが「Love Dies Young」。

 

Medicine at Midnight

Medicine at Midnight

  • アーティスト:Foo Fighters
  • 発売日: 2021/02/05
  • メディア: CD
 

 

No Son Of Mine



 

Waiting On A War

このアルバムの先行ナンバー。

(歌い出し訳詞)

若ころからずっと戦争を待っていた

おもちゃの鉄砲で遊んでいる小さな子供の頃から

(終わりの歌詞)

もっともっと戦争より俺たちには大切なことがある

そんなものより、もっと意味がなくちゃいけないんだ

だって俺たちにはもっと必要だから

そうさ、もっと必要なんだ

ただ戦争に期待するより、もっと大きなものが



 

Love Dies Young



 

 

海外情報(NY情報)

 

Olivia Rodrigo「drivers license」

オリヴィア・ロドリゴは17歳の女性シンガー。1月にこの曲でデビューして、いきなりストリーミング・サイトで世界的記録を樹立したそうです。1日だけでなく1週間の再生回数がドレークやエド・シーランを抜き去ったそうです。21世紀生まれて初めての全米チャート1位を獲得。

TVストリーミングの番組に出演していて人気を獲得。彼女が歌っている曲が一番人気があるそうです。

テイラー・スイフトをすごく尊敬していて、自分の失恋に対して赤裸々に歌ったいます。「あなたはすごく喜んでいたけど、ドライバーズ・ライセンスをとった時にはあなたはいなくて、あなたの家を一人で車で走っている」という失恋の内容が若い子たちの共感を呼んでいるそうです。MVの演技も上手。

失恋した相手は、TVに一緒に出ていた共演者の一人だそうで、彼自身も失恋に対して曲を出しているそうです。背景が全て見えてしまうところも面白いと。

またインスタ、TikTokの使い方が上手というところも人気の秘訣のようです。

ただなんと言っても「ポップソングとして良く出来ている」と多くのメディアが書き立てているそうです。曲は彼女自身がピアノで作ったそうです。ソングライターとして才能があるということですね。

渋谷さんの解説

 

こういう人が登場すると我々メディアは、SNSの力がすごいとかインターネットの力がすごいとか言いがちです。中村さんのレポートが的確でしたが、この人は曲がいいのよ。才能があるのよ。そこからの逆転なのよね。今のこの世の中、才能があって曲がいいと、色んな手続きをとらず、すぐ天下が取れるシステムが出来上がっている。何が原因で何が結果か逆を皆んな言ってしまう。SNSがすごくてやっぱり今の時代ですねみたいな。違うから。良くないものはSNSがあっても売れないから。

この楽曲と本人のポテンシャルがあると、昔はこれが世の中に出るのに1年、2年かかったけれど、今は3日で出ちゃうみたいな凄さを象徴している。

 

 

drivers license [Explicit]

drivers license [Explicit]

  • 発売日: 2021/01/08
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

 

4月から「ワールドロックナウ」は土曜日21:00からになるそうです。2021年度のNHKの番組表を見ていると、今まで土曜日21:00だった「クラシックの迷宮」は土曜日19:20-21:00となり、「N響ザ・レジェンド」が終わってしまうようですね。檀ふみさんと池辺晋一郎さんの掛け合い好きだったんだけどなぁ。特に池辺さんの親父ギャグが。それよりもN響の名演の数々が聴けるのがもちろん好きでしたが。残念ですね。

ちなみに、日曜の17:00-18:00は「MISAの星空のラジオ」になるようです。そして火曜日の23:00-23:50は新番組「GReeeeN HIDEのミドリの2重スリット」という番組が始まるようです。

 

 

Love On Music 2021年2月27日(フェミ・クティ、スギゾー)

 

番組からのセレクション

 

Femi Kuti「Pà Pá Pà」

アフロビートの創始者フェラ・クティの息子のフェミ・クティのアルバム『Stop The Hate』と孫のメイド・クティのデビュー・アルバム『For(e)ward』をセットにした2枚組アルバム『LEGACY+』より。

LEGACY +

LEGACY +

 

 

 

ゲスト:SUGIZO

 

今回のゲストはSUGIZOさん。コロナ禍で作られたアルバム『愛と調和』をリリースされました。本当はソウル、ファンクに振り切った女性ボーカル・アルバムを作るつもりだったそうです。5月か6月にロンドンで録音しようと思ってましたが、コロナで全て出来なくなってしまい、諦めたそうです。でも自分のクリエイティブなエネルギーが止められず、一人でやれることをやっていたそうです。今世界中が苦境だけれども、終わった時に癒しの水をあげたい、希望の光を作りたいと思い、皆んなを抱きしめる空気のような、水のような音楽を作ったそうです。

「地球との共存、自然を感じたい、呼吸をゆっくりしたい。自然と戯れているとすごく安心する。」と仰っていて、私もすごく分かる気がしました。コロナになって在宅が増えて一人の時間が増えて、家の周り散歩して、今まで見てこなかった草花の変化を感じたりした一年でした。

「生命としてすごく大事なことを思い出さないければいけないと思い、辿り着いたのが縄文文化だった」そうです。このアルバムは縄文文化のインスピレーションから生まれた作品だそうです。縄文文化は1万5〜6000年と長い間続いた文化だそうです。1万5〜6000年平和だった。縄文時代石器時代の延長のような習い方をしますが、実は違って日本では稲作をしていたという話もある進んだ文明だったそうです。今の資本主義や新自由主義は続かない。異常な格差社会。このコロナ禍でもごく一部の超富豪にはどんどんお金が入ってくる。人口の99%は苦境に喘いでいる。ごく一部だけが得するように作られたシステムは変わらないといけないと思っているそうです。

すごく興味が沸きました。私も勉強してみようと思います。

 

 

SUGIZO『愛と調和』

愛と調和 Regular Edition

愛と調和 Regular Edition

 

 

Nova Terra

 

 

ENDLESS ~時を超えて~(feat. 大黒摩季

この苦境を超えて必ずいつか皆んなが幸福の光を手に出来ます様にというメッセージを大黒摩季さんが歌ってくれた曲だそうです。



※この2曲はApple Music、Spotifyで見つけられなかったので、週間プレイリストには掲載出来ませんでした。

 

ザ・ソウルミュージックII 2021年2月27日(カラ・マーニ、ジャクソンズ)

 

ホットなニューリリース

 

Kara Marni「Trippin」

カラ・マーニのニューシングル。イギリスで活動する女性R&Bシンガーです。

Trippin

Trippin

  • 発売日: 2021/01/15
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

 

 

Soul Live パート2

先週に引き続き、ソウル・ライブ特集でした。

 

The Jacksons『Live』

「ソウル・テンポ」のコーナーでかかりました。このライブ・アルバムはいいです。

ジャクソンズのライブですが、すでにマイケルは『オフ・ザ・ウォール』でスターになっています。

舞台上でマイケルが「昔の曲は演りたくないよ兄さん」と言うのですが、お兄さんが「お客さんが待ってるから演ろうよ」と言って、マイケルの子供の頃からのヒット曲「I'll Be There」から最新のヒット曲「Rock With You」につないでいく。そのあとジャクソンズの最新のヒット曲「Lovely One」に入っていくという流れ。「ファンの心理も見透かした様な3曲の流れが音楽的にも構成的にも素晴らしい」と村上さんは思っているそうです。

Live

Live

 

 

残念ながらYouTubeには無かったのですが、週間プレイリストには3曲載せておきます。

 

 

I'll Be There

I'll Be There

I'll Be There

  • ザ・ジャクソンズ
  • ポップ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

 Rock With You

Rock With You

Rock With You

  • ザ・ジャクソンズ
  • ポップ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

Lovely One

Lovely One

Lovely One

  • ザ・ジャクソンズ
  • ポップ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes