ラジオと音楽

ラジオから知った音楽のこと書いていきます

挾間美帆のジャズ・ヴォヤージュ 2024年10月20日(バディ・デフランコ、ロレツ・アレキサンドリア、セシル・マクロリン・サルヴァント、大西順子、トゥーツ・シールマンス、マイルス・デイヴィス)

www.nhk.jp

 

【目次】

 

#49 料理をしながら聴きたいJAZZ

今回は挾間さんの選曲に加え、リクエストを中心に「料理をしながら聴きたいJAZZ」特集でした。この番組の選曲は知らない曲も多いのですが、とてもいい選曲で気に入っています。

 

The Buddy DeFranco Quintet「Cooking The Blues」

バディ・デフランコは1923年生まれで70年以上に渡って活躍したクラリネット奏者。アルバム『Cooking The Blues』のタイトル曲。演奏は、バディ・デフランコクラリネットソニー・クラークのピアノとオルガン、タル・ファーロウのギター、ジーン・ライトのベース、ボビー・ホワイトのドラムス。この曲の作曲はジーン・ライト、1955年の演奏。

www.youtube.com

 

 

Lorez Alexandria「Give Me The Simple Life」

1929年生まれのジャズボーカリスト:ロレツ・アレキサンドリア。1950年代から90年代にかけて活躍。20世紀で最も才能あるシンガーでありながら、過小評価されていると言われる存在。彼女が1964年に録音したアルバム『Alexandria The Great』より、1946年の映画「Wake Up and Dream」の挿入歌として知られる曲。

www.youtube.com

ザ・グレイト

ザ・グレイト

Amazon

 

 

Cécile McLorin Salvant「Thunderclouds」

挾間さんの選曲。セシル・マクロリン・サルヴァントはハイチとフランスにルーツを持ち、グラミー賞ベスト・ジャズ・ボーカル・アルバム部門で3度の受賞を誇るジャズ・ボーカリスト。この曲は彼女の作曲で2022年発表のアルバム『Ghost Song』収録曲。


www.youtube.com

GHOST SONG

GHOST SONG

Amazon

セシル・マクロリン・サルヴァントは昨年6月18日にゲストで出演されました。

www.radiomusic.jp

 

 

大西順子「Wind Rose」

大西順子は1967年京都生まれ、東京育ち。1989年にバークリー音楽大学を主席で卒業し、ニューヨークを中心にプロ活動を開始された日本のジャズ界を代表するピアニスト。2021年に発表された大西順子カルテット初のアルバム『Grand Voyage』収録の大西さんオリジナル曲。大西順子のピアノ、井上陽介のベース、吉良創太のドラムスのレギュラートリオに大儀見元のパーカッションが加わった編成。

www.youtube.com

Grand Voyage

Grand Voyage

Amazon

 

 

Toots Thielemans「Dance for Victor (Dedicated to Victor Feldman)」

挾間さんの選曲。トゥーツ・シールマンスは1922年生まれ。ベルギー ブリュッセル出身のハーモニカ奏者、ギタリスト。特にハーモニカでジャズというジャンルを超えて世界中で愛されたアーティスト。1998年発表のアルバム『Chez Toots』収録曲。このアルバムにも参加しているベルギー出身のジャズ・ギタリスト:フィリップ・カテリーンの作曲。

www.youtube.com

 

 

The Miles Davis Quintet「My Funny Valentine」

アルバム『Cookin' With the Miles Davis Quintet』より。マイルス・デイヴィスポール・チェンバースのベース、ジョン・コルトレーンのテナーサックス、レッド・ガーランドのピアノ、フィリー・ジョー・ジョーンズのドラムスと共演したアルバム。アルバム1曲目のリチャード・ロジャース作曲のジャズ・スタンダードで、コルトレーンは演奏していません。このアルバムは、1956年にマイルス・デイヴィスがマラソンのような長時間に渡るレコーディング・セッションを2回行った時のもの。2回のセッションで4枚ものアルバムの曲をリテイクなしで録音したことが知られています。

www.youtube.com

クッキン(SHM-CD)

クッキン(SHM-CD)

Amazon