【目次】
#29 花見をしながら聴きたいJAZZ
Monica Dominique & Palle Danielsson「Soon It's Spring」
リクエスト曲。スウェーデンのピアニスト、作編曲家、歌手のモニカ・ドミニク。その弟で国際的に活躍するベース奏者：パレ・ダニエルソン。北欧ジャズ界で活躍する兄弟で2012年に発表したデュオアルバム『Togetherness』収録曲。
Blossom Dearie「A Fine Spring Morning」
リクスト曲。ブロッサム・ディアリーは1924年ニューヨーク生まれ。1940年代から音楽家として活動を始め、1952年にパリへ移りヒット作品を発表してからアメリカとヨーロッパを行き来しながら活躍しました。1957年に発表されたアルバム『Blossom Dearie』収録曲。
Toots Thielemans「Bluesette」
リクエスト曲。トゥーツ・シールマンスは1922年ベルギー生まれ。1940年代にギタリストとして活動を始め1950年代頭に渡米。セサミストリートのテーマ曲の演奏など長年に渡りジャズハーモニカの第一人者としてもジャンルを超えた活躍をされました。この曲はトゥーツ・シールマンスの作曲で、その後ジャズ・スタンダードとしても人気を得た楽曲。最初の録音ではトゥーツ自身はギターと口笛を演奏しています。
![BLUESETTE - MAN BITES HARMONICA - ROAD TO ROMANCE [輸入盤]](https://m.media-amazon.com/images/I/51Qp80kQRAL._SL500_.jpg "BLUESETTE - MAN BITES HARMONICA - ROAD TO ROMANCE [輸入盤]")
Dave Brubeck「Spring Is Here」
挾間さんの選曲。デイヴ・ブルーベックは1920年カリフォルニア生まれ。大ヒットNo.「Take Five」の作曲で知られるジャズ・ピアニスト、作曲家。91歳で亡くなるまで数々の名演奏、名曲を残したジャズ界のレジェンド。2007年に86歳で発表したアルバム『Indian Summer』収録曲。
The SWR Big Band「I'll Remember April」
リクエスト曲。70年の歴史を持つドイツのビッグ・バンド：SWR ビッグ・バンドが豪華ソリスト達を迎えチャーリー・パーカーの楽曲を演奏したアルバム『Bird Lives』収録曲。スェーデン出身、ストックホルム・ジャズシーンの中心人物でもあるフルート、サクソフォン奏者：マグヌス・リングレンとアメリカのピアニスト：ジョン・ビーズリーがアレンジを手掛けたプロジェクト。
Gretchen Parlato「Magnus」
挾間さんの選曲。グレッチェン・パーラトはロサンゼルスの音楽一家生まれ。2004年のセロニアス・モンク・ジャズ・コンペティションで優勝し、ロバート・グラスパーと共にプロデュースしたアルバム『Lost and Found』、そして2012年録音『Live in NYC』でも世界的に高い評価を受けています。2021年に発表したグラミー賞ノミネート作品『Flor』はポルトガル語で花という意味のアルバムでアートワークもお花になっています。この曲はグレッチェンの友人の「Magnus」というお子様が、お母さんのお腹の中の弟に向かって歌ったララバイがインスピレーションとなっているそうです。このバージョンには、マグナスと弟のサディウス、お母さんのアシュリーがフィーチャーされています。
週間プレイリスト
3月11日から18日までのブログに掲載した曲のプレイリストです。
