神の音楽
James Taylor「God Bless The Child」
ビリー・ホリデイが1941年に書いた曲。彼女の代表作であり、多くのアーティストたちに取り上げられています。歌の内容は「ママやパパが金持ちでも神は自分の力で富を得るものを祝福する」という教訓的なものです。アメリカのシンガーソングライター:ジェームス・テイラーの2020年発表の『American Standard』より。スライド・ギターはジェリー・ダグラスです。
大橋巨泉さんが訳されたビリー・ホリデイの自伝「奇妙な果実」でこの曲は、「ママやパパが金持ち」というのは、「自分が稼いだお金をお父さん、お母さんがすぐ取ってしまう」ということを綺麗に表現したことと書いてあるそうです(by 三上さん)。
Nana Mouskouri「Oh Happy Day」
この曲はアメリカのゴスペル・グループ:エドウィン・ホーキンス・シンガーズが1969年に発表して大ヒットしました。同じ1969年のブラック・ミュージック・イベントのドキュメンタリー映画で今年夏公開され話題となった「サマー・オブ・ソウル」にもエドウィン・ホーキンス・シンガーズがこの曲を歌うシーンがありました。
ナナ・ムスクーリによる讃美歌やゴスペルソングを集めた2019年のアルバム『Sacred and Spiritual』より。
トピックス(藤川パパQ)
Santana, Steve Winwood「青い影(Whiter Shade Of Pale)」
カルロス・サンタナさん率いるロックバンド「サンタナ」の新譜『Blessings and Miracles』をリリースしました。プロコル・ハルムの「青い影」」をスティーヴ・ウィンウッドをゲストに招いて演っています。
カルロス・サンタナさん、心臓の手術を受けられたとニュースが出ていました。12月の公演は中止となったそうですが、回復をお祈りいたします。