Eric Clapton『The Lady In The Balcony: Lockdown Sessions』
エリック・クラプトンの新譜。CD+BD/DVD。本当はロイヤル・アルバート・ホールでコンサートを演るはずだったのがコロナで不可能となり、リハーサルのために使う予定だった田舎の大邸宅(イギリス南部のサセックスにあるカウドレー・ハウス)で同じメンバーでアルバムを作ることになったそうです。キーボード:クリス・スティントン、ベース:ネイザン・イースト、ドラムス:スティーヴ・ガッド。
アルバム・タイトルの「The Lady In The Balcony」は2階のバルコニーに一瞬だけエリック・クラプトンの奥さんが顔を覗かせるため。副題の「Lockdown Sessions」はコロナ禍のこと。
Black Magic Woman
ピーター・グリーンが亡くなった後のトリビュート・コンサートにはエリック・クラプトンは出演しておらず、「何か捧げたいと思ったのでしょう」とバラカンさん。
Man of the World
これもピーター・グリーンの曲。DVDではこの曲の始まりでエリック・クラプトンが広大な庭を歩いているシーンがあるそうです。
Going Down Slow
セントルイス・ジミーという人が作った曲でバラカンさんはハウリン・ウルフの曲が馴染みがあるそうです。
番組ではもう1曲「Isn't It A Pity」がかかりました。CDに収録されているようですが、配信では見つからず掲載できませんでした。なので、バラカンさんが2002年11月29日「Concert for George」(ジョージ・ハリスンが亡くなって1年後に行われた追悼コンサート)で一番好きとおっしゃていた、エリック・クラプトンとビリー・プレストンの「Isn't It A Pity」を掲載しておきました。ジョージ・ハリスンも亡くなって20年になります。
Robert Plant & Alison Krauss『Raise The Roof』
ロバート・プラントとアリソン・クラウスの久しぶりの共演2作目。T・ボーン・バーネットがプロデュース。
Quattro (World Drifts In)
この曲がきっかけとなって、二人が14年ぶりにアルバムを作ることになったそうです。ギター:ビル・フリーゼル、マーク・リボー、ペダル・スティール:ラス・ポール、ハラナ(メキシコの弦楽器)&手拍子:デヴィッド・イダルゴ、ドラム:ジェイ・ベルローズ、ベース:ヴィクター・クラウス。
Go Your Way
アン・ブリッグスというフォークシンガーの曲。
Searching For My Love
初期のマッスル・ショールズで作られた曲。60年代半ばボビー・ムーアという人が歌っていたそうです。
年末年始の予定
・12月25日は「世界の快適音楽セレクション」の特番のためお休み
・1月1日も特番のためお休み
・1月8日は「ウィンタースペシャル」で7:20-10:55
そろそろ年末年始の特番が発表になってきますね。
楽しみです。