グルーヴィー! ジャズ・オルガン
今回はジャズ・オルガンの特集でした。
オルガンと言っても色々種類があるそうで、我々が一番馴染みがあるのは「足踏みオルガン」。ハーモニカと同じような構造で空気を吹きこんで音を出す簡易なオルガン。
その対極にある簡易でないのは「パイプオルガン」。教会やホールにある。
ジャズで最も使われるのは「電気オルガン」。1934年にアメリカの発明家ローレンス・ハモンドが開発した楽器。ハモンドオルガンと呼ばれます。
正確に言うと電気オルガンと電子オルガンは違うそうです。ハモンドオルガンは電気的にモーターで羽みたいなものを回して色んな周波数の音を作るそうです。電子オルガンは発振器を使って音を出すそうです。
Fats Waller、his rhythm & his orchestra「The Jitterbug Waltz」
ハモンドオルガンを最初にジャズに取り込んだのがピアニストのファッツ・ウォーラー(Fats Waller)。1942年の録音。この時代はスピーカーから音が出ている楽器はすごく少なくて、ほとんどが楽器自体が生で鳴っているものだったそうです。この時代にスピーカーを置いて演奏するのは、ハモンドオルガンとエレクトリックギター、スチールギターくらいだったそうです。足にボリュームペダルがあって、それで音の大小をつけていたそうです。職人ですね。
Count Basie & The Kansas City7「I Want A Little Girl」
ファッツ・ウォーラーにオルガンを習ったのがカウント・ベイシー(Count Basie)だそうです。出だしのホワンホワンという音はトランペットだそうです。「ど根性ガエル」と大友さん表現されてました。
Jimmy Smith「Sweet Georgia Brown」
ジャズ・オルガンの王様ジミー・スミス(Jimmy Smith)。ハモンドオルガンにはベースを足で弾けるようになっているそうで、バンド編成はオルガン、ギター、ドラムだそうです。オルガンのベースラインは独特のグルーブ感になるそうです。これまた職人ですね。
”BIG” John Patton「I'll Never Be Free」
ジョン・パットンはジミー・スミスに影響を受けたオルガニスト。ギターはグラント・グリーンです。
Pat Bianchi「In the Moment」
番組プロデューサー一押しの2018年発売のアルバム。さすが一押し。いいです。
Crazy
ウィリー・ネルソンの曲です。