ラジオと音楽

ラジオから知った音楽のこと書いていきます

ウィークエンドサンシャイン 2019年10月19日

 

新譜紹介

 

Gaby Moreno & Van Dyke Parks「iSpangled!」

 

グアテマラ出身のガビー・モレーノ(Gaby Moreno)とヴァン・ダイク・パークスVan Dyke Parks)のコラボレーション。ガビー・モレーノは20年前からロサンゼルスに住んでいるそうです。ヴァン・ダイク・パークスの独特な編曲が施されているアルバム。

 

Spangled

Spangled

 

 

 

Across The Borderline

ライ・クーダーRy Cooder)の曲。スライドギターでライ・クーダー本人、デュエットでジャクソン・ブラウンJackson Browne)。

移民に対して「国境を越えても必ずしも望み通りにはならないかもしれないよ。損することもあるかもしれない。」というような戒めの曲だそうです。

 

 

 

The Immigrants

トリニダードカリプソ詩人・デビッド・ラダーのカバー。「私は移民なのか、新たな奴隷なのか。残虐な待遇に合うために作られた人間なのか。そうは思わない。移民はずっとここにいる。どこにも行かないよ。アメリカを築くためにやって来ている。」という強烈なメッセージ・ソング。

 

 

 

 

Himesh Patel「Yesterday: Original Motion Picture Soundtrack」

 

Yesterday (Original Motion Picture Soundtrack)

Yesterday (Original Motion Picture Soundtrack)

 

 

ビートルズの存在が世の中から抹消されてしまった中で、ビートルズのことを覚えている一人だけになったあまり才能のないインド系イギリス人のシンガー・ソング・ライターの物語。面白そうな映画です。

世界規模の12秒間の停電が起きた時に自転車に乗っていてバスとぶつかる。意識を失っている時に停電となった。気がついたら病院のベッドの上。

 

Yesterday

事故でギターが壊れたので、友達がカンパして新しいギターを買ってくれます。せっかくのいいギターだからいい歌を歌いましょうということでイエスタデイ を歌います。

それまでは大した曲を作らない彼だったのですが、「あんた一体いつこんな曲作ったの?」と言われ、「僕が作ったんじゃない。ビートルズだよ。」→「なにそれ?」

 



 

Here Comes The Sun (From The Album "One Man Only”)

主役のHimesh Patelのアルバム「One Man Only」に入っているそうです。

 

 

 

The Long & Winding Road (Recorded Backstage)

エド・シーランが本人役で出て来て、主役ジャック・マリックはエド・シーランのワールド・ツアーのオープニング・アクトとして回ることになります。

どっちがいいソング・ライターなのかバック・ステージでどっちがいい曲が作れるかということになります。ジャック・マリックは「The Long & Winding Road」を歌います。

 

 

 

Help! (Live At Pier Hotel

本人も罪悪感を感じ、もう一人ビートルズのことを覚えている人が出てくるそうです。

1965年にジョン・レノンが歌ったのと同じ心境で、「助けて!」と歌います。

 

 

 

Wilco「Ode To Joy」

渋谷さんの「ワールドロックナウ」でも紹介されたアルバム。私もお気に入りです。

「喜びへの讃歌」はベートベンの第九の最後の合唱部分の英語タイトル。ジェフ・トゥイーディーがかなり複雑な心境で作った曲が多いみたいです。

 

Ode To Joy

Ode To Joy

 

 

 

Before Us

(訳詞)

戦争に終わりがあるという時代を覚えている

でも今は何か死んだものがあると、それをもう一度殺そうとするんだ

我々の前に来た人たちと一緒に僕は一人でいる

 

 

 

Love Is Everywhere (Beware)

(訳詞)

今はここに愛があるという姿を怖く感じている