ラジオと音楽

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世界の快適音楽セレクション 2019年10月19日

 

分かる音楽・分からない音楽

 

クレイジー・キャッツ「スーダラ節」

「スーダラ節」は、1961年発表。植木等さんがボーカルをとり大ヒット。昭和を代表する流行歌の一つ。「わかっちゃいるけどやめらない」というフレーズが印象的ですが、この歌詞を見た植木等さんは生真面目な性格で初めは歌うことをためらったそうです。

浄土真宗の僧侶であった彼の父親が「わかっちゃいるけどやめらない」は人間の矛盾をついた心理で親鸞の教えに通じると語り励ましたそうです。

 

 

 

RCサクセション「わかってもらえるさ」

アルバム「シングルマン」に収録された1曲と紹介されましたが、2015年に発売された「シングルマン+4」にボーナストラックとして収録されていて、1976年発売の「シングルマン」には入っていません。1976年にシングルで出ただけで、アルバムとしては1981年発売のベスト盤「EPLP」に入っています。

1976年頃のRCはひどい状態で、ギターの破廉ケンチさんはギターを弾けない状態だったので、清志郎さんがリードギターを弾いています。ちなみに「シングルマン」も売れずに廃盤となり、RCがブレークした後の1980年に再発売されています。

 

 

シングル・マン+4

シングル・マン+4

 

 

EPLP

 

松村さん:「君は分かってないなぁ〜」みたいな言い方される時あるじゃないですか。そういう時、ちょっと嫌な感じしません?

三上さん:否定されている訳ですからね。若い頃言われますよね。

松村さん:色んなものを分かるって難しいですよね?

三上さん:会社勤めしていた頃、一日どれだけ分かってないと言われるか勝負だみたいなこと同期としてましたよ。めちゃいいヤツだった。

松村さん:「分かってないなぁ〜」という言い方だけはやめてほしいですよね。分かりませんよ、そんなの、すぐには。

三上さん:「僕が分かってないのを分かってないですね」って言うしかないですかね。