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新春ジャズ放談(類家心平)
今回は毎年恒例の「新春ジャズ放談」で、今年のゲストはトランペッターの類家心平さん。昨年は大友さんと一緒にツアーをされたそうです。ハナレグミ、SUGIZOなどとも一緒に活動しているそうです。
類家心平さんは、1976年4月27日青森県八戸市生まれ。お父さんは版画家の類家謙次郎。10歳くらいに吹奏楽部でトランペットを吹き始めたそうです(最初はドラムをやりたかったそうです)。集団行動は苦手で部活はそれほど楽しくなかったそうですが、トランペットを吹くことは好きで漠然とずっと続けていければいいなと思っていたそうです。ジャズに惹かれたのは、吹奏楽でグレンミラーなどを演奏して好きになり、高校生の時にチェット・ベイカーをファッション誌で見てかっこいいと思い、チェット・ベイカーがマイルス・デイヴィスに憧れたと知り、マイルス・デイヴィスを聴くようになったそうです。高校卒業後音楽大学を目指しますが、日本にジャズ専門の音楽大学はなく、音楽大学に入るにはピアノの演奏なども求められるので、自衛隊の大湊音楽隊に入ったそうです。6年後自衛隊を除隊して上京したそうです。「urb」というジャムジャズバンドでトランペットを探しているということで入ってCD初録音を2004年にしたそうです。2006年に自身のバンド「SHINPEI RUIKE 4PIECE BAND」を結成、後の「RS5pb」となっていきます。当初のメンバーは、ピアノ:ハクエイ・キム、ベース:鉄井孝司、ドラム:吉岡大輔。現在はギター:田中拓也が加わって、ピアノがハクエイ・キムから中嶋錠二に変わったそうです。
RS5pb「TOTEM」
RS5pbの昨年リリースされた最新アルバム『TOTEM』より。
類家心平 & 中嶋錠二「Blue Midnight」
RS5pbでピアノを弾いている中嶋錠二とのデュオ・アルバム『Duo』より。中嶋錠二とは八戸の同郷だそうです。
このアルバムは2022年6月11日にも紹介されました。
類家心平 & Thomas Florin「I Fall In Love Too Easily」
スイスのピアニストのトーマス・フローリンとのデュオ・アルバム『Hazardous Communication』より。トーマス・フローリンは日本が好きで、日本でレコーディングしたそうです。