新譜紹介
Joachim Cooder『Over That Road I’m Bound』
ライ・クーダーの息子さん:ホアキン・クーダーの新作。アンクル・デイヴ・メイコンというバンジョー奏者の曲を特集しているアルバム。お父さんのライ・クーダーが家でよくバンジョーを弾いていたそうでアンクル・デイヴ・メイコンの曲も時々弾いていたそうです。ライ・クーダーはピート・シーガーが弾いているのを聴いて好きになったそうです。ホアキンの娘さんもお爺ちゃんがバンジョーを弾いているのを聴いていたそうで、このアルバムの曲は娘さんの選曲が多いそうです。代々引き継がれるという感じですね。
アンクル・デイヴ・メイコンは1870年生まれで19世紀の終わりから20世紀にかけて自分の周りの歌をたくさん集めて作り替えたということです。フォークミュージックの出立はそういうものだそうです。このアルバムは同じようにアンクル・デイヴ・メイコンの曲の作り替えをしたとホアキン本人も語っているそうです。
Morning Blues
ライ・クーダーがこの曲を家でよく弾いていたそうで、ホアキンは幼児の頃から慣れ親しんだ曲ということです。
Over That Road I’m Bound To Go
アルバム・タイトル曲。