液体の音楽
ゴンチチ「山の温泉旅館」
温泉なのでお湯は液体。ということで今回のテーマは「液体の音楽」。
Gregory Porter「Liquid Spirit」
人々が音楽を渇望するのを大地と水に例えて音楽を望んでいる人々に良い音楽を届けるという強いメッセージを持っています。ニューヨークのジャズのシンガーソングライターであるグレゴリー・ポーターが2013年に発表したアルバム『Liquid Spirit』のタイトル曲。
Buddy Guy「Whisky,Beer&Wine」
バディ・ガイはアメリカの現代のブルースを代表するギタリスト兼歌手。この曲は2015年『Born To Play Guitar』に収録されています。私もこのアルバムはよく聴きました。
(訳詞)
酒場は午前4時まで営業している
この店にはウイスキーとビールとワインしかない
煙草の販売機には二つの銘柄だけ
一杯飲めば問題を解決できる
何でも修正できる
James Brown「Cold Sweat」
「Cold Sweat」はゴッドファーザー・オブ・ソウルと呼ばれるジェームス・ブラウンが1967年発表の曲で「冷や汗」のことです。
(訳詞)
俺を理解して欲しいんだ
俺にキスする時
俺が恋しい時
俺は冷や汗をかいているんだ
(三上さんの解釈)
前段では彼女に受け入れてもらっていい感じ、途中でテンポが変わり、そこで「Cold Sweat」と言ってカマしてる。
(松村さんの解釈)
今までずっと理解してもらっていなかったと思う。だから今回新しい彼女の時も、「ひょっとしたらまた失敗するんじゃないか?」と思って、冷や汗をかいている。また振られるんじゃないかと。
(三上さん)
そうかもわからないですね。良いように取れば。
お二人のお話はいつも本当に面白いです。
知らない曲をいっぱい紹介してもらえるのが一番なのですが、このお二人のトークもこの番組の魅力です。