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#33 インタビュー:アントニオ・ロウレイロ
3月にニューヨークで挾間さんとライブを行った現代ブラジル音楽を牽引する作曲家、マルチ奏者のアントニオ・ロウレイロさんへのインタビューでした。
アントニオ・ロウレイロさんは1986年ブラジルのサンパウロ生まれ。ブラジルの声ことミルトン・ナシメントが拠点としたミナスジェライス州のミナスジェライス連邦大学にて作曲と鍵盤打楽器を学び、2000年よりプロとしてのキャリアを開始。2010年にファースト・ソロアルバム『Antonio Loureiro』を発表します。これが大きな話題を呼び、ミナス新世代と呼ばれ日本の音楽ファンの間でも話題となりました。日本で「くるり」とも共演したそうです。
Antonio Loureiro「Reza」
2012年発表のセカンドアルバム『So』より。この曲の前奏が挾間さんが作った曲に瓜二つで運命を感じたそうです。
Antonio Loureiro「Me Dê a Mão(feat. Frederico Heliodoro)」
2020年発表曲。「Me Dê a Mão」とは直訳すると「Give me your hand(手を貸してくれ)」という意味だそうです。この曲を書いたのはブラジルが政治的に大変な時期、ボルソナロ前大統領が政権を担っていた時で人々が大変な思いをしていたので、「皆、手を貸してくれ!そして、その手を離さないで頑張っていこう!」という言葉が流行っていた時期だそうです。2020年のパンデミックの時だったので、ベース以外はご自身で演奏して録音されたそうです。
Antonio Loureiro「Vai Cair(feat. David Binney)」
アントニオ・ロウレイロさんの最新作で、今後アルバムにも収録予定だそうです。
週間プレイリスト
4月22日から28日までのブログに掲載した曲のプレイリストです。