新譜紹介
Taylor Hawkins and the Coattail Riders『Get the Money』
フー・ファイターズ(Foo Fighters)のドラマーであるテイラー・ホーキンス(Taylor Hawkins)が自分たちの仲間を集めてセッションしながら1曲ずつ作っていくという楽しげなユニット。参加してるアーティストは、ロジャー・テイラー(クイーン)、デイヴ・グロール(フー・ファイターズ)、ダフ・マッケイガン(ガンズ・アンド・ローゼズ)、ペリー・ファレル(ジェーンズ・アディクション)など豪華絢爛なメンバー。
Shapes of Things
Queen of The Clowns
Stormzy『Heavy Is the Head』
イギリスのグライム・シーンを代表するNo.1アーティスト:ストームジーのセカンドアルバムです。デビューアルバムは初登場全英No.1になり、ブリット・アワード(イギリス版のグラミー賞)ではソロ男性アーティスト賞、年間最優秀アルバム賞などをとり、イギリス出身黒人ソロアーティストとしては初めてグラストンベリーでメインステージのヘッドライナーを努めています。
Pop Boy (feat. Aitch)
グライムはヒップ・ホップみたいですが、イギリス独自の音楽スタイルだとノエル・ギャラガーが語っているそうです。
グライムは、パルプやザ・ジャム、ザ・キンクスと同じくらいイギリス的なものなんだ。独自な言語を持っている音楽な訳でさ。公営住宅で貧困やストリート・カルチャーから生まれたものなんだ。
Own It (feat. Ed Sheeran and Burna Boy)
エド・シーランはストームジーに非常に強い共感を得ているのは、イギリス的アイデンティティが共通するものがあるからだそうです。
Lessons
来日するそうです。3/24(火)東京 マイナビBLITZ赤坂。
Sunday Service Choir『Jesus Is Born』
カニエ・ウェストが前作を出した時に「クリスマスに次のアルバム『Jesus Is Born』を出す」と宣言して実行してくれました。Sunday Service Choirというカニエ率いる日曜礼拝の合唱団の名義。
Back to Life
前作はカニエ名義で『JESUS IS KING』というアルバムでしたが、ドクター・ドレーと『JESUS IS KING』のパート2を出す計画があるそうです。意欲的です。
Paradise
海外情報(NY情報)
Green Day『Father Of All』
グリーン・デイが4年ぶりの新作を出すそうです。10曲ですが、たった26分しかないアルバムだそうです。 ビリー・ジョーは「昔はジーザス・オブ・サバービアみたいな9分の曲とか作ったが、よく考えてみると俺は長い曲は嫌いだ。曲は2分半以上いっちゃダメだ。」と思い直したそうです。
ビリー・ジョーは次のようにも語っているそうです。
かつてはブッシュ政権に影響を受けた『アメリカン・イディオット』を作ったけれども、今回は今のアメリカの大統領に影響された訳ではない。インスパイヤーされるような人じゃないから。考えるだけでも気持ち悪いからやめてくれ。
今の喜びとかカオスの時代をどう生き抜くのかということを曲にしていきたい。「生きるか死ぬかのパーティ」という気持ちで曲を作った。ケンドリック・ラマー、モータウン、グラムサウンドに影響を受け、グルービーでパーティー感のある踊れるものにしたい。今はロックが飼い慣らされているような状況なので、気持ちのいいロックではなく、気分を害するような曲を作ってやるんだいう意気込みで作った。
Father of All...
グリーン・デイも3月28日(土)幕張メッセに来日しますね。すごくいいステージを見せてくれるのではないでしょうか。
レッド・ホット・チリ・ペッパーズにジョン・フルシアンテ復活しますし、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンも復活。90年代バンドが盛り上がっています。今年は大統領選があるというのはアメリカのロックバンドにとっては大きな意味があるんですね。