シリーズJAZZジャイアンツ(10)マイルス・デイヴィス
ついにマイルス・デイヴィスの特集。大友さんが最初に聴いた1970年代に焦点を当てた特集です。マイルスが40代の時になります。
マイルス・デイヴィスは1926年5月26日イリノイ州生まれ。1991年9月28日になくなるまでモダンジャズの歴史の中で、ビバップに始まりクールジャズ、ハードバップ、モードジャズ、フュージョンに至るまで様々な音楽の一番先端の部分にいた人、作ってきた人の一人。ジャズの歴史をそのまま体現している人。
Directions
60年代の最後に『ビッチェズ・ブリュー』(Bitches Brew)というエレクトリック・マイルスに変化した最初のアルバムを出し、1970年3月7日フィルモア・イーストでのライブ。サックスはウェイン・ショーター。これを最後にマイルスのバンドを脱退します。
Right Off
スタジオ録音で映画のサウンドトラック。「ジャック・ジョンソン」は1900年代初頭の黒人初のボクシングのヘビー級チャンピオン。ドキュメンタリー・フィルムのサウンドトラック。既に録音されていて音源をプロデューサのテオ・マセロが映画用に編集して構成し直したものと言われています。
Saturday Miles
1970年6月フィルモア・イーストでの4日間の演奏を収めたアルバム。
Saturday(1970/6/20)の音源は見つけられず、Friday(1970/6/19)の音源を掲載しました。
What I Say
キース・ジャレット(当時25歳)が入っているアルバム。
Black Satin
テオ・マセロが編集しまくっているスタジオ・アルバム。
Rated X
大友さんが一番好きなアルバムだそうです。たまたま買ったそうですが。
一番好きな曲だそうです。マイルスはオルガンを弾いているそうです。
1972年7月7日の録音。
Honky Tonk
1970年5月19日の録音。キース・ジャレットとハービー・ハンコックのキーボード。
Zimbabwe
大友さんはピート・コージーとレジー・ルーカスのツー・ギターが一番好きだそうです。1975年2月1日大阪フェスティバルホールでの来日公演の録音。この演奏も長いので番組終了の途中までかかりました。