シリーズJAZZジャイアンツ(40)ウェイン・ショーター
今回のJAZZジャイアンツはリビング・レジェンド、サックス奏者、作曲家のウェイン・ショーターでした。
ウェイン・ショーターは1933年8月25日ニュージャージー州ニューアーク出身で現在89歳。ウエインは美術が得意で美術展に出展するほどの腕前だそうです。高校生の時にビバップに目覚め、テナーサックスも始めたそうです。兵役から帰ってきた1958年ホレス・シルヴァーのクインテットやメイナード・ファーガソンのバンドを経て、1959年8月1日(大友さんの誕生日)当時一番人気のあったアート・ブレイキーのジャズ・メッセンジャーズに引き抜かれます。
今回はウェイン・ショーターのリーダー作が紹介されて、ジャズ・メッセンジャーズ、マイルス・バンド、ウェザー・リポート、V.S.O.P.などのウェイン・ショーターが所属したバンドの楽曲の紹介はされませんでした。
Wayne Shorter「Yes Or No」
1964年のアルバム『JuJu』より。バックのメンバーはコルトレーン・バンドのメンバーだそうです。リー・モーガンのトランペット、マッコイ・タイナーのピアノ、レジー・ワークマンのベース、エルヴィン・ジョーンズのドラムス。
Wayne Shorter「Infant Eyes」
同じく1966年にリリースされたアルバム『Speak No Evil』より、娘さんのミヤコさんに捧げたバラード。ハービー・ハンコックのピアノ、ロン・カーターのベース、エルヴィン・ジョーンズのドラムス。
この間、ウェイン・ショーターはジャズ・メッセンジャーズを抜けて、マイルス・デイヴィスのグループに入ったそうです。
Wayne Shorter「Joy」
ウェイン・ショーター1970年6月マイルスのバンドを脱退します。マイルスもウェインは一人でやって活躍していくべきだと思っていたそうです。
1970年8月末に録音されたアルバム『Odyssey of Iska』より。このアルバムがブルー・ノートでの最後の録音だそうです。
※このアルバムはSpotiryでは見つかりませんでした。
Herbie Hancock & Wayne Shorter「Joanna's Theme」
1997年ハービー・ハンコックとのデュオアルバム『1+1』より。1975年ウェイン・ショーターのミルトン・ナシメントをフィーチャーしたアルバム『Native Dancer』収録曲。