アンコール:追悼ウェイン・ショーター
今回の放送は3月に亡くなったサックス奏者、ウェイン・ショーターを追悼し、昨年9月に放送したショーター回の「ジャズ・ジャイアンツ」のアンコール放送でした。
今回は前回のブログで掲載しなかったウェイン・ショーターの初録音曲と最新作を掲載しました。ご冥福をお祈り致します。
Wynton Kelly「MAMA "G"」
ウェイン・ショーターの初録音。ウィントン・ケリーの1959年8月のアルバム『Kelly Great』に自作曲を持って参加します。5曲中2曲がウェイン・ショーターのオリジナルだそうです。メンバーは、ウィントン・ケリーのピアノ、リー・モーガンのトランペット、ウェイン・ショーターのテナーサックス、ポール・チェンバースのベース、フィリー・ジョー・ジョーンズのドラムス。
Wayne Shorter、Terri Lyne Carrington、Leo Genovese、Esperanza Spalding「Midnight in Carlotta's Hair」
ウェイン・ショーターの最新作『Live At The Detroit Jazz Festival』。2017年9月3日デトロイト・ジャズ・フェスティバルにおけるライブ音源。本来はジェリ・アレンのピアノ、テリ・リン・キャリントンのドラムス、エスペランサ・スポルディングのベースとボーカルという編成でライブを行う予定だったのですが、この3ヶ月前の6月にジェリ・アレンが亡くなってしまい、急遽代わりにレオ・ジェノヴェーゼのピアノが参加した演奏。この曲ではウェイン・ショーターがソプラノサックスを演奏し、エスペランサ・スポルディングがボーカル。