ラジオと音楽

ラジオから知った音楽のこと書いていきます

ジャズ・トゥナイト 2021年12月4日(アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ、ダニエル・ガルシア・トリオ)

 

ホットピックス

 

Art Blakey&The Jazz Messengers『First Flight to Tokyo: The Lost 1961 Recordings』

アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズの来日ツアーの音源が出てきました。1961年1月14日東京の日比谷公会堂での録音。この来日は出前持ちもアート・ブレイキーの曲を口ずさんでいたと言われたほどの騒ぎだったそうです。来日ツアーを追いかけたドキュメンタリー映画『黒いさくれつ』用に記録されたものだったそうですが、権利の関係で映画がお蔵入りになってしまい、フィルムは行方知れず。マスター・テープの所在も長らく不明でしたが、2017年に映画予告編編集者が亡くなった時に遺品の中から5巻の6ミリテープが発見され、数年間に渡るリサーチのすえ、アメリカのブルーノート・レコードから全世界へのリリースが実現することになりました。ドラムス:アート・ブレイキー、トランペット:リー・モーガン、テナーサックス:ウェイン・ショーター、ピアノ:ボビー・ティモンズ、ベース:ジミー・メリット

 

 

Moanin'



 

A Night in Tunisia



 

 

Daniel Garcia Trio『Via de la Plata』

スペインから1983年生まれマドリードを中心に活動するピアニスト:ダニエル・ガルシアが様々な文化が交差するスペイン人としてのルーツを掘り下げたアルバム。

 

 

Canción del Fuego Fatuo(feat. Ibrahim Maalouf)

現在フランスを拠点に活動中の微分音を自在に操るレバノン出身のトランペッター:イブラヒム・マーロフをフィーチャーした曲。1960年録音のマイルス・デイヴィスのアルバム『Sketches of Spain』の中に「Will O' the Wisp」というタイトルで入っているマヌエル・デ・ファリャの曲。



 

Pai Lan(feat. Anat Cohen)

イスラエル出身のクラリネット奏者:アナット・コーエンをフィーチャーした曲。