【目次】
- シリーズJAZZジャイアンツ 60.デヴィッド・サンボーン
- David Sanborn「It Took a Long Time」
- David Sanborn「Short Visit」
- David Sanborn「Carly's Song」
- David Sanborn「Rush Hour」
- David Sanborn「Hideaway」
- Bob James & David Sanborn「Maputo」
- David Sanborn「First Song」
- David Sanborn「Ramblin'」
- David Sanborn「Try a Little Tenderness」
- David Sanborn「Little Flower」
- David Sanborn「Seven Days Seven Nights」
- Randy Brecker, David Sanborn「The Dipshit」
シリーズJAZZジャイアンツ 60.デヴィッド・サンボーン
今回のジャズ・ジャイアンツは5月12日に78歳で亡くなったサックス奏者:デヴィッド・サンボーンの特集でした。
David Sanborn「It Took a Long Time」
1975年デヴィッド・サンボーンの初リーダーアルバム『Taking Off』より。マイケル・ブレッカーのテナーサックス、ランディ・ブレッカーのトランペットが加わり、ドン・グロルニックのエレクトリック・ピアノ、ウィル・リーのベース、クリス・パーカーのドラムスなど、後々ジャズ・フュージョン界で大スターになっていくような若手がいっぱい入っているアルバム。この曲は、ランディ・ブレッカーの作曲。
David Sanborn「Short Visit」
1978年のアルバム『Heart To Heart』より。 ギル・エヴァンス・オーケストラをやめる時期に作られたアルバムですが、この曲はギル・エヴァンスのアレンジ。メンバーはギル・エヴァンス・オーケストラのメンバーが沢山入っていますが、ギターにハイラム・ブロック、ドラムにスティーヴ・ガッド、ピート・レヴィンのシンセサイザーが入っています。
David Sanborn「Carly's Song」
5作目となる1979年録音のアルバム『Hideaway』より。このアルバムはグラミー賞にノミネートされました。このアルバムからマーカス・ミラーがベースで参加しています。カーリー・サイモンに捧げた曲。ボーカルでジェームス・テイラーが参加してます。
David Sanborn「Rush Hour」
1982年リリースのアルバム『As We Speak』からマーカス・ミラーのオリジナル曲。デヴィッド・サンボーンはソプラノサックスを演奏しています。
David Sanborn「Hideaway」
1984年ニューヨークのS.I.Rスタジオでのライブ録音のアルバム『Straight to the Heart』からデヴィッド・サンボーンのオリジナル曲。
Bob James & David Sanborn「Maputo」
ピアニストでキーボード奏者のボブ・ジェームスと共演した1986年発表のアルバム『Double Vision』より。このアルバムは第29回グラミー賞で最優秀ジャズ・フュージョン・パフォーマンス賞を受賞しています。プロデュースはトミー・リピューマ。
David Sanborn「First Song」
1991年デヴィッド・サンボーンは長年在籍していたワーナーからエレクトラへ移籍します。その第一弾がアルバム『Another Hand』。大友さんはこのアルバムが一番好きで、その中でもこの曲が一番好きだそうです。ベースのチャーリー・ヘイデンの曲。プロデュースはハル・ウィルナー。ビル・フリゼールのギター、チャーリー・ヘイデンのベース、ジョーイ・バロンのドラムス。
David Sanborn「Ramblin'」
1992年マーカス・ミラーがプロデュースしたファンクなアルバム『Upfront』からオーネット・コールマンの曲。
David Sanborn「Try a Little Tenderness」
1995年のウィズ・ストリングスのアルバム『Pearls』より。デヴィッド・サンボーンが尊敬してやまないオーティス・レディングの曲。プロデュースはトミー・リピューマ。
David Sanborn「Little Flower」
2003年ヴァーヴに移籍しての初アルバム『Timeagain』より。カバー曲が満載なアルバムですが、この曲はデヴィッド・サンボーンのオリジナル曲。
David Sanborn「Seven Days Seven Nights」
デヴィッド・サンボーン本人名義の最後のアルバム、2015年リリースの『Time And The River』より。このアルバムでは15年ぶりにマーカス・ミラーとタッグを組んで当時の若手のメンバーも加わえて演奏しています。この曲はマーカス・ミラー作曲。
Randy Brecker, David Sanborn「The Dipshit」
リリースされている音源で現時点では最後の録音。2018年5月に録音されたランディ・ブレッカーとドイツのNDRビッグバンドとの共演作『Rocks』より。ランディ・ブレッカーのトランペット、デヴィッド・サンボーンのアルトサックスがフィーチャーされた曲。