【目次】
いつもの音楽
Chet Baker「It's Always You」
ジャズ・トランペッター、シンガー:チェット・ベイカーの代表作『Chet Baker Sings』に収録されている1956年録音の音源。この曲は元々ビング・クロスビーが1941年に公開された映画の中で歌ったロマンティックな恋の歌で「僕が恋に落ちてしまう相手はいつも君なのさ」という一説で締め括られております。
Laura Marling「Always This Way」
イギリスのハンプシャー州出身のローラ・マーリングが2017年に発表したアルバム『Semper Femina』収録曲。25年前に知り合い気まずい関係になった一人の女性のことを回想した曲で、歌詞の一節としても出てくるタイトルは「いつもこんな風なの?」という意味です。
Karin Krog & Jacob Young「Everytime We Say Goodbye」
松村さんの選曲。ノルウェーのジャズ・シンガー:カーリン・クローグが同じノルウェーのギタリスト:ヤコブ・ヤングの伴奏で歌う2008年のデュオアルバム『Where Flamingos Fly』よりコール・ポーターの名曲。
ゴンチチ「NIGHT AND DAY(夜も昼も)」
トピックス(渡辺享)
Joel Ross「bach (God the Father in Eternity) 」
ビブラフォン奏者:ジョエル・ロスの新作『nublues』より。ジョエル・ロスはパンデミックの時に卒業した大学に復学してブルースをより深く掘り下げたそうです。その結果がこのアルバムに反映されているということです。ブルースは音楽の様式を超えた精神であり感情であると思ったそうです。この曲はオリジナル曲でバッハの音楽にバッハと同時代の教会音楽にブルースやジャズのエッセンスを取り入れたインスト。