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挾間美帆のジャズ・ヴォヤージュ 2024年5月12日(デューク・エリントン)& 週間プレイリスト

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【目次】

 

#35 トリビュート:デューク・エリントン

今年生誕125年、没後50年のジャズ界の巨人、デューク・エリントンの特集でした。今回はデューク・エリントンの作曲作品にフォーカスして紹介されました。

 

Duke Ellington & His Famous Orchestra「Ko-Ko」

1940年代初期の作品。


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Duke Ellington & His Orchestra「Such Sweet Thunder」

1950年代後半の作品。アルバム『Such Sweet Thunder』より。このアルバムはカナダのストラトフォードというシェイクスピア・フェスティバルを開催する町でデューク・エリントンが演奏したことがきっかけでシェイクスピアにまつわる組曲を作るプロジェクトを思いつき完成した作品。「A列車で行こう」の作曲者で有名なエリントンのコラボレーター:ビリー・ストレイホーンと組んで1957年に発表された作品。タイトルもシェイクスピアの「真夏の夜の夢」の中のセリフから来ているそうです。


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Ella Fitzgerald, Duke Ellington & His Orchestra「Caravan」

エラ・フィッツジェラルドが1年以上かけて制作したという『Ella Fitzgerald Sings The Duke Ellington Song Book』。デューク・エリントン楽団の音楽を歌うというコンセプトで2枚のアルバムを1957年に発表。この曲はデューク・エリントンと彼の楽団で長年活躍したプエルトリコ出身のトロンボーン奏者:ファン・ティゾール。歌詞は1920年代から30年代にかけてデューク・エリントンのマネジメントを行なっていたアーヴィング・ミルズが書いています。

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Duke Ellington & John Coltrane「In a Sentimental Mood」

1962年録音の名盤『Duke Ellington & John Coltrane』。ジョン・コルトレーンのテナーサックス、デューク・エリントンのピアノ、アーロン・ベルのベース、エルヴィン・ジョーンズのドラムス。


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Duke Ellington「Mount Harissa」

デューク・エリントンがツアー先からインスピレーションを受けて作ったという1967年発表のアルバム『Far East Suite』より。このアルバムは日本を含むアジアの国や中近東で演奏した際にインスピレーションを受けてデューク・エリントンとビリー・ストレイホーンが作曲した楽曲で構成されています。マウント・ハリッサとはレバノンにある大きなマリア像があることで知られている丘だそうです。


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Duke Ellington「Portrait of Wellman Braud」

1970年のニューオリンズ・ジャズ&ヘリテッジ・フェスティバルから委嘱されたデューク・エリントンのアルバム『New Orleans Suite(ニューオリンズ組曲)』より。ニューオリンズの音楽シーンで活躍し、その後ニューヨークでデューク・エリントン楽団で演奏したベーシスト:ウェルマン・ブロードへのトリビュートとなっている楽曲。


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New Orleans Suite

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Duke Ellington, Erich Kunzel, The Cincinnati Symphony Orchestra「New World A'Coming」 

デューク・エリントンとクラシックのオーケストラの共演。1970年録音、エリック・カンゼルの指揮でシンシナティ交響楽団との共演でデューク・エリントンがピアノを演奏している曲。1943年にカーネギー・ホールで初演されたデューク・エリントンの作曲作品で「未来は戦争も欲も差別などもない新しい世界になって欲しい」という願いを込めた作品だそうです。


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Orchestral Works

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週間プレイリスト

5月13日から19日までのブログに掲載した曲のプレイリストです。