【目次】
シリーズJAZZジャイアンツ 58 ベニー・グッドマン
今回のJAZZジャイアンツは、キング・オブ・スウィングことクラリネット奏者のベニー・グッドマンの特集でした。
ベニー・グッドマンは1909年5月30日シカゴ生まれ。両親はポーランド系のユダヤ人。兄弟も多く経済的には豊かではなかったようですが、音楽好きのお父さんが10歳の時に地元のユダヤ教会でクラリネットを習う機会を見つけてきて、ベニー・グッドマンを含む兄弟に音楽を習わせたそうです。ベニー・グッドマンはどんどん上達し、11歳から12歳の頃にはクラリネットで稼ぎを得るほどになったそうです。16歳でシカゴ出身のドラマーでカリフォルニアで自身のバンドを結成したばかりのベン・ポラックのバンドに参加します。ベン・ポラック楽団在籍中の1927年、ベニー・グッドマンはトリオ編成の録音をしています。1928年ポラック楽団がニューヨークに進出します。1929年にポラック楽団を退団します。ジャズのプロモーターのジョン・ハモンドと1933年頃から仕事を始めます。
Benny Goodman & His Orchestra, Billie Holiday「Your Mother's Son-In-Law」
ジョン・ハモンドのアレンジでまだ18歳だった新人歌手:ビリー・ホリデイと初録音をします。
Benny Goodman & His Orchestra「King Porter Stomp」
フレッチャー・ヘンダーソンの編曲を使うようになり、ドラムスにジーン・クルーパを迎えます。1935年7月1日の録音。
Benny Goodman & His Orchestra「Sing Sing Sing」
1938年1月16日ニューヨークのカーネギーホールで行われたベニー・グッドマンの歴史的コンサート。
Benny Goodman Sextet & Charlie Christian「Air Mail Special」
1939年夏にジョン・ハモンドはギタリストのチャーリー・クリスチャンに目をつけオーディションをし、正式にベニー・グッドマン・セクステットに加入します。この曲は1941年3月録音の代表曲の一つ。