【目次】
秋の音楽
長谷川きよし「秋だから」
三上さんの選曲。1949年生まれのシンガーソングライター、ギタリストの長谷川きよしさんの歌と演奏。
Makaya McCraven「Autumn In New York(ニューヨークの秋)」
この音源が収録されているのは、ドラマーのマカヤ・マクレイヴンが現代のジャズ・ミュージシャンの協力を得て、ジャズの名録音を再構築した2021年のアルバム『Deciphering The Message』より。その中でもこの曲はジャズ・ギタリストのケニー・バレルが1958年に録音した音源からギターを抜き出してループさせつつ、新たに録音した管楽器やビブラフォンなどを加えたもの。単純なリミックスではなく、ビート・サイエンティストの異名を持つマカヤならではの音楽的センスが生かされています。
Stan Getz「'Tis Autumn」
ジャズ・サックス奏者のスタン・ゲッツが1952年に録音したジャズ・スタンダード。タイトルの「'Tis Autumn」は、「It is Autumn」の縮約形ということです。秋の訪れが描かれた曲で、歌詞入りのバージョンには紅葉や北風などの言葉が出てくるそうです。
荒井由実「旅立つ秋」
三上さんの選曲。松任谷由美さんがご結婚する前の荒井由実さん名義のアルバム『MISSLIM』より。
Bob Dylan「Autumn Leaves(枯葉)」
ボブ・ディランが2015年に発表したジャズ・スタンダード「Autumn Leaves(枯葉)」のカバー。この曲は元々フランスで生まれた曲ですが、1947年にジョニー・マーサーが英語詞を付け、それ以来、ナット・キング・コールやフランク・シナトラなど数多くのシンガーに歌い継がれてきました。