【目次】
ホットピックス
池本茂貴『isles - Oath』
トロンボーン奏者:池本茂貴ラージアンサンブル「アイルス」によるデビュー作。池本さんは中学生の頃からトロンボーンを始めて、慶應義塾大学在学中にビックバンドサークル「ライトミュージックソサエティ」に入り、国内外のアーティストとの交流を重ね、トロンボーン奏者:ライアン・ケバリーの招聘でニューヨークに遠征、マリア・シュナイダーやダニー・マッキャスリンのクリニックを受けて、若手の登竜門でもあるジャズ・ギャラリーやシェイプ・シフター・ラボでライブを行い研鑽を積んだそうです。
このアルバムには、全曲池本さんのオリジナルが収録されています。メンバーは、池本茂貴のトロンボーン/指揮/作曲、 デヴィッド・ネグレテのアルトサックス/フルート、馬場智章のテナーサックス/ソプラノサックス、陸悠のテナーサックス/フルート、宮木謙介のバリトンサックス/バスクラリネット、広瀬未来と佐瀬悠輔のトランペット/フリューゲルホーン、和田充弘のトロンボーン、海堀弘太のピアノ、小川晋平のベース、タカ・ナワシロのギター、小田桐和寛のドラムス、岡本健太のパーカッション。
COMET
ソロをとっているのは、テナーサックスの馬場智章とトランペットの広瀬未来。
もう1曲「Oath」という曲がかかりましたが、配信では見つかりませんでした。
Matthew Halsall『An Ever Changing View』
イギリスのマンチェスターを拠点に活動するトランペット奏者、作曲家のマシュー・ハルソールの新作。マシュー・ハルソールののトランペットと各種パーカッションでオーバーダブしているそうです。その他のメンバーは省略致します。なお、YouTubeはEdit版のOfficial Videoを掲載させて頂きました。
Water Street
Mountains, Trees and Seas
Brian Blade & The Fellowship Band『Kings Highway』
ブライアン・ブレイド&ザ・フェローシップ・バンドの7年ぶり7作目の新作。メンバーは、ブライアン・ブレイドのドラムス、ジョン・カウハードのピアノ、クリス・トーマスのベース、メルビン・バトラーのテナーサックス、マイロン・ウォルデンのアルトサックス、カート・ローゼンウィンケルのギター。
Look To The Hills
Until We Meet Again
Joachim Kuhn『Komeda: Jazz At Berlin Philharmonic Xiv』
ドイツの重鎮ピアニスト:ヨアヒム・キューンの最新作。ヨアヒム・キューンは1944年東ドイツ生まれで現在79歳。ドイツのジャズレーベル「ACT」の創始者であるシギ・ロッホのキューレーションでベルリンで行われたコンサートシリーズの第14弾。2022年10月にキューンのピアノトリオとアトム弦楽四重奏団によるポーランド出身の伝説的なピアニストで作曲家のクシシュトフ・コメダに捧げるトリビュート・コンサート。クシシュトフ・コメダは、ロマン・ポランスキー監督の『水の中のナイフ』や『ローズマリーの赤ちゃん』などの曲を作った作曲家ですが、1969年不慮の事故で、37歳という若さで亡くなったそうです。
Kattorna
この曲の演奏は、ヨアヒム・キューン・ニュートリオで、ヨアヒム・キューンのピアノ、クリス・ジェニングスのベース、エリック・シェーファーのドラムス。さらに、アトム弦楽四重奏団のダヴィド・ルボヴィチとマテウス・スモチニスキのバイオリン、ミハウ・ザルボスキのビオラ、クシュストフ・レンチェルスキのチェロ。
Sleep Safe and Warm
この曲はヨアヒム・キューン・ニュートリオのみによる演奏。