【目次】
#41 パリを感じたいJAZZ
この夏のオリンピック・パラリンピック開催前で盛り上がるフランス・パリにゆかりのある楽曲を特集。7月14日は「フランス革命記念日」だそうです。
Oscar Peterson & Stéphane Grappelli Quartet「Them There Eyes」
長年ジャズ・バイオリンの第一人者として活躍した、1908年パリ生まれのステファン・グラッペリ。1930年代に伝説のギタリスト:ジャンゴ・ラインハルトと共に「フランス・ホット・クラブ五重奏団」として活動します。デューク・エリントン、ヨーヨー・マ、ピンク・フロイドなど幅広いアーティストとの共演でも知られています。1997年に亡くなる直前まで精力的に演奏活動をしていました。
ジャズ・ピアニストのオスカー・ピーターソンと1973年にパリで録音した曲。
Laurent Maur「Indifference」
ジャズ・ハーモニカ奏者のローラン・モールは1970年パリ生まれ。2019年発表のアルバム『Chef larry』からフランスの伝統音楽。
John Coltrane「Ev'ry Time We Say Goodbye」
ジョン・コルトレーンのアルバム『Paris Concert』より。マッコイ・タイナーのピアノ、 エルヴィン・ジョーンズのドラムス、ジミー・ギャリソンのベースの黄金カルテットでパリで行った1962年の公演を収録しているアルバム。コール・ポーター作曲の曲。
Miles Davis「Générique(死刑台のエレベーターのテーマ)」
1958年制作の映画『死刑台のエレベーター(Ascenseur pour l'échafaud)』。フランスを代表する映画監督:ルイ・マルが25歳の時の長編映画監督デビュー作。映画音楽を担当したのがツアーでパリ滞在中だったマイルス・デイヴィス。
Michel Legrand「La vie en rose」
フランスを代表する映画音楽の作曲家:ミシェル・ルグラン。20代の1959年の演奏を収録したアルバム『Paris Jazz Piano』からエディット・ピアフの代表曲。