ラジオと音楽

ラジオから知った音楽のこと書いていきます

ジャズ・トゥナイト 2022年11月26日(レイ・チャールズ、ジョン・コルトレーン、ビル・エヴァンス、ウェス・モンゴメリー、グローバー・ワシントンJr.、ジョージ・ベンソン)

 

シリーズJAZZジャイアンツ(42) クリード・テイラー

ヴァーヴ、インパルス!など名門レーベルを渡り歩き、CTIレーベルを立ち上げた名プロデューサー:クリード・テイラーが今年の8月に93歳で亡くなりました。今回はJAZZジャイアンツ初めてのプロデューサーの特集でした。

ピーター・バラカンさんも「ウィーエンドサンシャイン」で2週に渡り追悼特集されていましたね。

 

クリード・テイラーは1929年5月13日バージニア州ベッドフォードの出身。高校時代からハリー・ジェイムスやディジー・ガレスピーなどに憧れてトランペット奏者を目指したそうです。大学卒業後海軍に入隊、ミュージシャンとして仕事も少し始めましたが、制作の仕事を目指すようになりました。1954年頃クインシー・ジョーンズと出会い
ニューヨークのルディ・ヴァン・ゲルダーのスタジオで一緒に活動したそうです。

 

Ray Charles「One Mint Julep」

1960年ジャズのレーベル、インパルス!を立ち上げます。最初に出たアルバムの一つがレイ・チャールズの『Genius + Soul = Jazz』。1960年12月の録音。アレンジは、クインシー・ジョーンズレイ・チャールズクインシー・ジョーンズは幼馴染だそうです。

 

Genius + Soul = Jazz

Genius + Soul = Jazz

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John Coltrane「Blues Minor」

インパルス!は、1961年アトランティック・レコードとの契約が切れたジョン・コルトレーンと契約して最初のアルバム『Africa / Brass』を録音します。

Africa/Brass -Gatefold-

 

 

Bill Evans「'Round Midnight」

1963年ピアニストのビル・エヴァンスと『Conversations With Myself(自己との対話)』というアルバムを制作します。最初ソロで録音して、自分が録音したピアノとデュエットでもう一度録音して、さらにもう一度音を重ねるという合計3回録音しているそうです。ビル・エヴァンスのアイディアをクリード・テイラーが採用したそうです。

 

 

Wes Montgomery「Chim Chim Cheree」

ギタリストのウェス・モンゴメリーがポップソングを弾いた1965年のアルバム『Goin Out of My Head』から映画『メリー・ポピンズ』の主題歌。

 

 

Grover Washington Jr.「Inner City Blues」

1967年クリード・テイラーA&Mレコードに引き抜かれ、ジャズ部門を任されることになり、ジャズ専門レーベルの「CTI」を立ち上げます。1971年R&B色の強いCTIのサブレーベル「クードゥ」を立ち上げます。このレーベルからデビューしたのがサックスのグローバー・ワシントンJr.。マーヴィン・ゲイのカバー。

 

 

George Benson「Take Five」

CTIは1978年には破産してしまうそうです。クリード・テイラーは彼のキャリアの中で悔やまれるのはジョージ・ベンソンを彼の手でしっかりとポップスターとして世に送り出せなかったことでそうです。ジョージ・ベンソンがブレイクするのはCTIを離れた直後のアルバム『Breezin'』でした。

CTI時代にクリード・テイラーがプロデュースしたライブアルバム『George Benson In Concert--Carnegie Hall』より。