クリード・テイラー特集(2)
前回に続き、8月22日に亡くなったジャズ・プロデューサーのクリード・テイラーの追悼特集でした。今回は60年代の音源が紹介されました。クリード・テイラーはジャズの解らない人にも解りやすくというのが一つのポリシーだったそうです。1956年にABCパラマウントのプロデューサーとなり、1960年にABCのサブレーベルとしてインパルス!レコードを発足、1961年にヴァーヴ・レコードに移籍します。
Wes Montgomery & The Wynton Kelly Trio「Four On Six」
1965年の録音で当時は発表されなかった音源だそうです。ウエス・モンゴメリーのギター、ピアノ:ウィントン・ケリー、ベース:ポール・チェンバース、ドラムス:ジミー・コブ。
Ray Charles「I'm Gonna Move To The Outskirts Of Town」
インパルス!で二番目に発売したアルバムがレイ・チャールズの『Genius + Soul = Jazz』というアルバムだそうです。この曲はクインシー・ジョーンズがかなり大掛かりなバンドの編曲をしています。
John Coltrane「Greensleeves」
インパルス!でクリード・テイラーが手がけたジョン・コルトレーンのアルバムは『Africa / Brass』1枚だけだそうです。