THEの音楽
Los Lobos「The World Is A Ghetto」
ロス・ロボスはロサンゼルスのメキシコ系アメリカ人によるグループで、彼らのルーツ:メキシコ音楽とロックを融合したスタイルで1984年のメジャーデビュー・アルバムがグラミー賞を受賞しました。グループ名はスペイン語で「狼たち」という意味です。一方、曲の「The World Is A Ghetto」は、ファンクロックのグループ:ウォーが1972年に放ったメッセージ性の高いヒット曲で、ロス・ロボスが2021年夏にリリースした最新アルバム『Native Sons』に収めたバージョン。なおこのアルバムでロス・ロボスはビーチ・ボーイズ、ジャクソン・ブラウンなど地元ロサンゼルスのミュージシャンの作品を取り上げて、2022年のグラミー賞で最優秀アメリカーナ・アルバム賞を受賞しています。
The Band「The Weight」
原曲はザ・バンドの1968年デビューアルバム『Music From Big Pink』収録の代表曲。今回はザ・バンドとステイプル・シンガーズの1976年の解散コンサートが収められたアルバム『The Last Waltz』収録バージョン。
Ann Burton「いそしぎ(The Shadow Of Your Smile)」
1965年のアメリカ映画『いそしぎ(The Sandpiper)』の主題歌。オランダ:アムステルダム出身の世界的ジャズ・ボーカリスト:アン・バートンの歌唱は、彼女の1969年発表のセカンド・アルバム『Ballad And Burton』収録。このアルバムのバックを務めるのは、オランダのジャズピアノの名手ルイス・ヴァン・ダイクです。
ディスカバー・カバー(藤川パパQ)
Daniel Hope『America』
ダニエル・ホープというバイオリニストのアルバム。アメリカの作曲家の作品を取り上げています。ジョージ・ガーシュウィン、レナード・バーンスタイン、アーロン・コープランド、クルト・ヴァイルなど。ここではサム・クックの「A Change Is Gonna Come」がかかりました。
Sam Cooke「A Change Is Gonna Come」
1964年発表の原曲。いつ聴いていもいいですね。
Daniel Hope「A Change Is Gonna Come(feat. Joy Denalane)」
ドイツのベルリンで活動しているソウル系シンガー:ジョイ・デナラーニがフィーチャーされています。