新譜紹介
Avril Lavigne『Love Sux』
アヴリル・ラヴィーンの3年ぶり、通算7枚目のアルバム。プロデュースはトラヴィス・バーカーで彼のレーベルから出ており、ドラムも叩いています。
Love Sux
アヴリル・ラヴィーンは2回離婚しており、このアルバム全体この曲のようなトーンになっています。
（訳詞）
また別れるなんてねえ
あなたのことを考えると
ひたすら吐き気がするわ
起きたくなんてないわ
ベッドに横たわって
恋なんて最低って思っている
私が馬鹿だって思う？
キューピットを抹殺し続けて
元カレたちに矢を放って
これは懺悔よ
いつまで経っても学習しないわ
あなたの口はゴシップでいっぱい
友達が皆んな言ってるわ
あなたは害だって
あなたの愛は、まるで武器のよう
何をこだわっているの？
学習すべき時が来たみたい
ゲームをしましょう
これから元彼たちを皆んな驚かせるわ
今度こそはかろうじて悲惨な結果から逃れるためにね
その方が身のためだもの
分かっているのよ
Bois Lie (feat. Machine Gun Kelly)
（訳詞）
私が望むもの
聞きたいことを言ってくれて
魔法を信じ込ませようとした途端に姿を消すなんて
あなたの舌はまるでカミソリ
私の背中に突き立てたナイフで
自分の名前を刻もうとするのね
で、教えてよ
どうしてあなたは本当のことを絶対言わないの？
男は嘘をつくもの
私だってつけるわ
リベンジには目がないもの
女は泣くもの
あなただってそうなるわ
だって男は嘘をつく
男は嘘をつくものだから
（男）
どういうことだよ？
友達に悪いのは俺だって言いふらすなんて
悪役は君なのにさ
君という宗教を崇拝していたのに
僕は誠実だった
罪を犯したのは君の方だろ
全く、でさあ、教えてくれよ
どうして君は本当のことを絶対言わないんだ
君の取るに足らない作り話は聞き飽きたよ
それに君は、あまりに喋りすぎだ
ゴメンって言えないの？
それって、あまりに高望みしすぎ？
（男）
もう我慢ならないよ
（女）
何よ気を揉ませて
（男）
俺はそんなフェイクしない
（女）
じゃあ面と向かって言えば？
（男）
昨日の夜、全てを投げ捨てたんだ
（女）
じゃあ、私の目を見て言えばいいじゃない
（女：アヴリル・ラヴィーン）
（男：マシン・ガン・ケリー）
Love It When You Hate Me (feat. blackbear)
（訳詞）
大酒飲みの私は、また、ときめきに酔いしれてしまう
事を急いじゃだめ
とにかく時間をかけて、あまり惚れ込み過ぎないこと
でも、そうして私は警告のサインを全て無視して
何かある度にあなたに恋をしてしまう
ベイビーなんて呼ばないで
あなたに嫌われるのって最高
クレイジーだって分かっているけれども
あなたに嫌われるのって最高
（男：ブラックベアー）
おかしなもんだねぇ
真実を捻じ曲げて、俺のせいにするなんて
君に浴びせる罵声も尽きつつある
どれでも君は内面は綺麗でいられるさ
君の心はあまりにも冷たいけれども
君の嘘のつき方は大好きだ
危険信号を見ておけば良かったけれども
君にかけては、僕は馬鹿みたいに盲目なんだ
Dare To Love Me
当初入れる予定でなかった曲ですが、男のスタッフが絶対これを入れた方がいいと言われ入れたそうです。アヴリル・ラヴィーンが新しい恋を始めましたが、でもそれが怖いと非常に切ない女性の心情が歌われています。
（訳詞）
愛する勇気があるなら
私を愛する勇気があるなら
出来るだけ、カードは緩めるけれども
傷跡は隠すわ
でも、否定しようがないもの
気にかけていないわけじゃなくて
ただ、本当に怖いだけ
恐ろしいのよ
危険な道だって分かっているから
でも、希望を諦めたくないの
私は、あまりに頑な過ぎた
あまりに長い間
だけど、これからも頑張るわ
私、星たちに願いをかけていた
だけど、あまりに遠過ぎたのよ
今も輝いているかしら
危険な道だって分かっている
だけど、希望を諦めたくないの
もう、どうしてこんな大変なの？
ただ、心を開きたいだけなのに
愛してくれる？
いい時も、悪い時も
分かってくれる？
愛してくれる？
真っ黒な夜を乗り越えて
二人の初めての喧嘩を乗り越えて
そばにいてね
愛してくれる？
それでも愛してくれる？
だから、愛してるなんて言わないで
本気じゃなかったら
これ以上、何も言わないで
確信がなかったら
このアルバムは11月27日の海外情報でも紹介されました。
リクエストコーナー
Jack White「Hi-De-Ho (feat. Q-Tip) 」
今年は2枚のアルバムを発表すると言っているジャック・ホワイトの先行配信曲。
Griff X Sigrid「Head on Fire」
グリフと北欧のミュージシャン：シグリッドの女の子の青春ラブソング。
Barry McGuire「Eve Of Destruction」
RCサクセションの『Covers』でこの曲を知ったという同世代の方のリクエスト。邦題は「明日なき世界」で「東の空が燃えてるぜ」から始まる忌野清志郎さんの訳詞能力の素晴らしさを再認識すると共に、原曲のメッセージ性も古びていないと。
「何度でも何度でも言ってやるぜ。破滅の前なのに、僕たちはそれを知らない」というメッセージが歌われているナンバーで、一時は放送禁止になったこともあるそうです。それが逆にプロモーションとなり全米ナンバー1となったそうです。
