新譜紹介
Mitski『Laurel Hell』
ミツキの復活作。「ビジネスとして音楽をやるチャンスはもうないかもしれない」と思うぐらいミツキは自分自身を追い込んでしまいました。そこから脱却してのアルバム。
The Only Heartbreaker
「傷つける側はどうして私だけなんだろう?」と歌っています。
(訳詞)
一つだけでも過ちを犯してくれたら少しホッとするのにね
でも、二人が一緒にいる限り、傷つける側になるのはきっと私だけ
私が謝って、あなたが許す
私が謝って、あなたが許す
どうして私は「The Only Heartbreaker」なんだろう
Working for the Knife
「Knife」はレコード業界、音楽業界、ポップアイコンなどへのメタファー。自分が押し潰されそうになった物の象徴的表現。
(訳詞)
どんな映画を観ても、冒頭で泣いてしまう
私も何かを作っていたいから
でも、ナイフのために働いている
大人になったら物語を作ろうと思っていた
だけど、誰も関心を持ってくれなかった
勇者が一人も出てこない物語
世界は前に進んでいくものだと分かっていた
ただ、私抜きでも進んでいく
そんなことは知らなかっただけ
一日はハイになって始まり、落ち込んで終わる
ナイフのために働いているから
昔は二十歳までにやめると思っていた
二十九になって今も、前途は同じように見える
でも三十になって、もしかしたら変える手立てが分かるかも
ナイフのために生きるってことを
選択肢は自分にあるもの、そうずっと思っていた
その通りだったけれども、ただ選択を間違えただけ
一日は嘘で始まり、真実で終わる
あれはナイフのために死んでいくと
Should've Been Me
かなりギリギリな孤独感がポップに歌われています。
(訳詞)
友達リストを順に見て気付いた
この気持ちについて、語れる相手がいないなぁと
とてつもなくスッキリしたこの感じ
不思議な程、落ち着いていた
このアルバムは前回の海外情報で紹介されました。
The Lumineers『BRIGHTSIDE』
ザ・ルミニアーズの最新作。音数が少ないのが日本人は不安になって苦手で日本では人気が出ないそうです。そうなんですね、僕は好きですが・・
BRIGHTSIDE
世界は困難な状況にあるけれど、僕は明るいところに立ちたいというアルバム・タイトル・ナンバー。
WHERE WE ARE
私ちがいる場所、そこが何処なんだかわからない。でも大丈夫なんだという曲。
NEVER REALLY MINE
Gunna『DS4EVER』
ガンナの最新作。ザ・ウィークエンドを抑え、全米1位!ただ、アメリカでの批評家の評価は辛口だそうです。
Gunna & Chris Brown「die alone (feat. Yung Bleu)」
Gunna & Chlöe「you & me」
リクエストコーナー
The Wombats「Everything I Love Is Going To Die」
ザ・ウォンバッツの全英1位となった新作『Fix Yourself Not The World』より。
Stereophonics「Do Ya Feel My Love?」
ステレオフォニックスの新作『Oochya!』からの先行リリース曲。