燃える愛の音楽
Lonnie Johnson「Prisoner of Love」
松村さんの選曲。ロニー・ジョンソンというブルース、ジャズのギタリスト。歌も味があります。
Chaka Khan&George Benson「ふたりは愛に燃え(We Got The Love)」
チャカ・カーンはアメリカ、イリノイ州出身の女性R&Bシンガーで、1972年ソウルバンドのルーファスのシンガーとしてデビューし、パワフルな歌唱スタイルでヒットを放ちました。この曲のデュエットの相手、ジョージ・ベンソンはギタリスト、シンガーでこの曲の作者でもあります。チャカ・カーンの1978年発表のファースト・ソロアルバム『Chaka』より。
岡林信康「愛する人へ」
三上さんの選曲。岡林信康の1970年リリースのアルバム『見るまえに跳べ』より。
別れたかつて愛した人への自分の行いの断罪とも言うべき内容。謝って、謝って、断罪をした挙句、最後はもう自分は新しい人を見つけ、今度は過ちを犯すまいと歌っています。バックの演奏は「はっぴいえんど」。岡林信康さんの歌に付かず離れずの絶妙な演奏をされておられます。とりわけ、松本隆さんの有機的なまるでバッキング・ボーカルのようなドラミングが素敵ですと三上さん。なお、レコーディング・ディレクターは早川義夫さんだそうです。
ディスカバー・カバー
Pasquale Grasso「スイングしなけりゃ意味がない(It Don't Mean a Thing)」
イタリア出身で現在はニューヨークを拠点にしているジャズ・ギタリスト:パスクアーレ・グラッソのセカンド・アルバム『Pasquale Plays Duke』より。デューク・エリントンの作品集。
トピックス
Bonga Jean-Baptiste「Yanvalou」
ハイチ出身のアーティスト:"ボンガ" ジャン・バティストのニューアルバム『Bula』より。ジャン・バティストはハイチのブードゥーの伝統を受け継ぐ家系に生まれたアーティストで、パーカッショニストとして大活躍中ということです。