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Prince『Welcome 2 America』
プリンスの新作。今回の作品はデモとかアウトテイクではなく、プリンスが2010年に作品として完成したけどお蔵入りにしたアルバムだそうです。しかも政治的テーマの作品。2010年のツアーは「Welcome 2」でツアーで演るためにこのアルバムは作られていたそうです。中村さんも見にいったそうなのですが、ツアーで政治的なものは何もなくヒット曲を多数演るエンターテイメント的なものだったそうです。バンドメンバーもこのツアーで演るために作ったあのアルバムは何で演らないのかガッカリしていたそうです。その当時のプリンスとしては時代が早すぎてこの曲は出来ないということだったようです。歌詞の内容は今聞いても丁度いいものだそうで、インターネットの話やケータイを見てばかりで気が散っていて、そこに本当のものは無いんだからとか。今の情報社会に流れている嘘、教育のシステムをリフォームしていかなければならないとか問題点を指摘しているそうです。10年後の今聴いてピッタリという作品だそうです。
Yes
(訳詞)
もし病んで疲れてうんざりしているなら言ってよ、イエス
誰かが来たようだね、火を起こそうか
おいで、全てのハートで変革が起きるんだ
全員が役割を果たすんだ、イエス
言ってごらん、イエス
Welcome 2 America
(訳詞)
ようこそ、アメリカへようこそ
仕事でしくじって、クビになって、再雇用される場所
それで7000億ドルを稼ぐヒントを受け取りなよ
おいで、そこに座って
ポケットを一杯にしなよ
そうだ、マスメディアのせいで情報過多
アメリカへようこそ
最も偉大な輸出品の一つがジャズとか呼ばれてるやつでね
今どきの音楽が後世まで残ると思う?
河川、木を解体せよ
全ての河川、木を解体せよ
アメリカへようこそ
希望と変化の地へようこそ
全てが永遠に時間がかかる
真実、それが最新の少数派
まあとにかく、アメリカへようこそ
学校に行って有名人になるんだ、有名に
でも、出遅れないで
もう皆んな、その母さんまでセックステープを用意しているんだから
アメリカへようこそ
大掛かりなショーへようこそ
誰もが何かを求めている場所
行き場がない時に
アメリカの内部を覗いてね
私はそこしか知らないんだけど
でも、奥深くで変化が起こっているんだ
One Day We Will All B Free
(訳詞)
ベッドに入って、やっと気づくんだ
全ては夢だったって
毎日、毎日、恋焦がれる
その間にある何かに
ベッドの前に跪く
兆しが訪れるのを祈るんだ
母さんが言ったことが全部が時間の無駄で済みますようにって
でも、その日、その日が来たら僕たちは全員自由になれる
教会に行っても嘘を教えられる
何で僕らが死ぬべきかって
占い師の言い草を聞くのと同じだよ
でも、疑問に思わないんだ
神が作ったものを一つ手にしている価値
鎖で繋がれて
誰が国をコントロールしているか不思議になるんだ
もし、僕らに平和が訪れるなら
その日、その日が来たら
僕たち全員自由になれる
その日、輝かしい日に
僕たちは皆んな自由になれる
君の話だよ
僕の話でもあるけれども
その日、その日が来たら
僕たちは皆んな自由になれる
その日、その日が来たら
僕たちは皆んな
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