【目次】
#48 インタビュー:サマラ・ジョイ
今回は20代前半ながら3度のグラミー賞に輝くジャズ・ボーカリスト:サマラ・ジョイさんでした。2023年に発表された第65回グラミー賞で最優秀新人賞を受賞し一気にスターダムを駆け上がってきました。
サマラ・ジョイさんは1999年生まれ。今年11月で25歳になります。ニューヨークのブロンクスで育ち、Fordham High School For The Artsという芸術に焦点をあてた高校に通っていた頃、ゴスペルなど人前で歌うようになり、高校在籍中にエッセンシャリー・エリントン・コンテストでベスト・ボーカリストに選ばれました。ニューヨーク州立大学パーチェス校でジャズを学び、3年生であった2019年にサラ・ヴォーン・インターナショナル・ジャズ・コンペティションで優勝。2021年にファースト・アルバム『Samara Joy』を発表します。そして2022年に発表したセカンド・アルバム『Linger Awhile』で第65回グラミー賞最優秀ジャズ・ボーカル・アルバム賞と最優秀新人賞に選ばれ、さらに2023年に発表したシングル「Tight」でも最優秀ジャズ・パフォーマンス賞を受賞しました。
Samara Joy「Sweet Pumpkin(feat. Pasquale Grasso)」
アルバム『Linger Awhile』より。サラ・ヴォーンやナンシー・ウィルソンの伴奏でピアノを演奏したロンネル・ブライトの作詞作曲作品。演奏は、サマラ・ジョイのボーカル、パスカーレ・グラッソのギター、ベン・パターソンのピアノ、デイヴィッド・ウォンのベース、ケニー・ワシントンのドラムス。
Pasquale Grasso「Solitude(feat. Samara Joy)」
サマラさんの通っていた大学の先生でもあり、サマラさんのコラボレーターでもあるギタリスト:パスクァーレ・グラッソが2021年に発表したアルバム『Pasquale Plays Duke』からサマラさんをフィーチャーした曲。演奏は、パスクァーレ・グラッソのギター、アリ・ローランドのベース、キース・バッラのドラムス、サマラ・ジョイのボーカル。
Samara Joy「Why I'm Here」
映画『シャーリー・チザム』の主題歌。黒人女性として初めてアメリカ連邦議会下院議員に選出され、1972年に民主党の大統領指名候補者を決める予備選挙に出馬したシャーリー・チザムを描いた映画。マルーン5のメンバー:PJモートンのプロデュースでサマラさんが歌っています。
Samara Joy「You Stepped Out Of A Dream」
2024年10月にリリースされた最新アルバム『Portrait』より。メンバーは、ジェイソン・チャロスのトランペット、デヴィッド・メイソンのアルトサックスとフルート、ケンドリック・マカリスターのテナーサックス、ドノヴァン・オースティンのトロンボーン、コナー・ローラーのピアノ、フェリックス・モースホルムのベース、エヴァン・シャーマンのドラムス。
Samara Joy「Twinkle Twinkle Little Me(feat. Sullivan Fortner)」
2023年のアルバム『A Joyful Holiday』より。ピアニストのサリヴァン・フォートナーとの演奏。
週間プレイリスト
10月14日から20日までのブログに掲載した曲のプレイリストです。