ラジオと音楽

ラジオから知った音楽のこと書いていきます

ウィークエンドサンシャイン 2021年7月31日(ジャクソン・ブラウン、マジック・サム )


番組冒頭今後の放送予定について告知がありました。

・8月07日  7:20-11:50 サマースペシャ

・8月21日  7:20-11:50 サンシャイン・ミュージック・フェスティバル(1971年のライブ音源となる予定)

・8月28日  7:20-11:50 サンシャイン・ミュージック・フェスティバル

 

 

Jackson Browne『Downhill From Everywhere』

「Barakan Beat」でも紹介されたジャクソン・ブラウンの新譜。アルバムタイトルの「どこまでも下り坂」は「海」を指しているそうです。

 

 

Downhill From Everywhere

この曲は既にシングルで発売されていたそうで、海洋汚染に関するドキュメンタリーのトレイラーに使われたそうです。

(訳詞)

刑務所からもショッピングモールからも工場式農場からも病院からも国境の壁からも下り坂になっているところ

高校や体育館、教会やスタジアム、赤ちゃんの部屋、どこからも下り坂になっているところ

 

 

The Dreamer

アメリカで「ドリーマー」というのは中米あたりから国境を越えて、入国の許可がなしに入ってきた子供たちのことを指すそうです。オバマ大統領の時にその人たちに市民権を与えようという政策を発表したそうですが、トランプ大統領になった時に全てひっくり返されて「ドリーマー」を国外に出す方針に変わってしまったそうです。

その時にジャクソン・ブラウンはトランプの政策に反対する気持ちを表明して、2017年12月にこの曲をシングルとして発売したそうです。

 

 

 

ボブ・ケスターという5月に88歳で亡くなったシカゴで半世紀以上に渡ってジャズとブルースに特化したレコード店を運営した方の追悼で何曲かかかりました。デルマーク・レコードというレコードレーベルも運営されていたそうです。

 

Magic Sam「I Feel So Good (I Wanna Boogie)」

マジック・サムの1967年のファーストアルバム『West Side Soul』もデルマーク・レコードだそうです。ボブ・ケスターはライブの音をできるだけそのまま出そうという考えだったそうです。このマジック・サムのアルバムはブルース好きではすごく話題となったそうですが、デルマークは小さなレーベルなのでバラカンさんの住んでいたロンドンではブルースの専門店が1つだけあって、そこに行かないと手に入らなかったそうです。

マジック・サムは1969年にブルース・フェスティバルでロンドンに来てトリをつとめたそうですが、1969年12月1日32歳で亡くなってしまいました。