シリーズJAZZジャイアンツ(20)ハービー・ハンコック
今回は4月12日に80歳の誕生日を迎えられたハービー・ハンコックの特集でした。
ハービー・ハンコックは1940年4月12日シカゴ生まれ。音楽好きの両親のもと7歳でクラシックピアノを習い始め、11歳の時にはシカゴ交響楽団と共演するほどの神童だったそうです。とても恵まれた環境に育ち、音楽的に非常に天才でした。中学に入るとリズム&ブルースに興味を持ち、高校生の時に同級生が弾くジャズ・ピアノを聞いてジャズに興味を持ちます。その同級生に「どうしたらそのように弾けるの?」と聞いたら「ジョージ・シアリングのアルバムを聴いたらいいよ」と言われ、ハンコックはそれを完コピしたそうです。大学はアイオワ州の大学に行って電気工学を学んだそうです。これが後々エレクトロニックに行くきっかけだったのかもしれないそうです。途中でシカゴに戻ってナイトクラブで演奏をしたそうです。最初に共演したジャズ・ジャイアンツはサックスのコールマン・ホーキンスだったそうです。1960年20歳の頃、トランペットのドナルド・バードがシカゴに来たときに、ピアニストのデューク・ピアソンが豪雪で足止めをくらってしまい、代わりに弾いてくれないかということで、そのままドナルド・バードのバンドに入ったそうです。1961年1月にはドナルド・バードに誘われてニューヨークに進出します。
Herbie Hancock「Watermelon Man」
1962年5月に録音されたデビューアルバム『Takin' Off』よりヒット曲。
Herbie Hancock「Cantaloupe Island」
1964年6月にマイルス・バンドのメンバーであるベース:ロン・カーター、ドラムス:トニー・ウィリアムス、コルネット:フレディ・ハバードを迎えたメンバーでアルバム『Empyrean Isles』を録音します。全曲ハービー・ハンコックのオリジナル。この曲は有名なヒット曲です。
Herbie Hancock「ROCKIT」
1983年のアルバム『Future Shock』からグラミー賞受賞曲。
私はハービー・ハンコックをこの曲で知りました・・