ペルソナの音楽
今回のテーマは人格が変わっていく「ペルソナの音楽」。「ペルソナ」とは心理学のカール・ユングの概念で、古典劇において役者が用いた仮面のことですが、人間の外的側面を「ペルソナ」と呼ぶそうです。
Michael Jackson「Behind The Mask」
ポップキングを演じ続けてきたマイケルというマスクの向こうに何があったのか意味深なタイトル。YMOのこの曲を気に入ったマイケルの当時のプロデューサー:クインシー・ジョーンズが1982年に発売された『Thriller』に収録しようとしていましたが、諸々の状況で折り合いが付かず見送られました。2010年になってやっとマイケルの未収録曲を集めたアルバム『Michael』で初収録されました。YMOの演奏もサンプリングされた一曲です。
EGO-WRAPPIN'「天国と白いピエロ」
中納良恵さんと森雅樹さんによるデュオ:エゴラッピンが結成10周年を迎えた2006年にリリースしたアルバム『ON THE ROCKS!』の収録曲。ピエロはフランス発祥の道化師のキャラクター。クラウンに比べてより馬鹿にされる傾向が強いキャラクターで、それ故、一般的にはクラウンのメイクに涙マークがつくとピエロになるそうです。
トピックス(渡辺亨)
Sara Gazarek & Fred Hersch「Dreams/Darn That Dream」
サラ・ガザレクはアメリカの女性ジャズシンガー。日本にはかなり来られたことがあるそうです。享さんはこの方のコンピュレーションを手掛けられたそうです。
この曲はフレッド・ハーシュのピアノによるライブ録音。
来年1月年明け特集番組をされるそうです。やってほしいお題と取り上げて欲しいアーティストを募集していると告知がありました。