Hikari Ichihara Special Project
2020年最初の放送は2時間まるごと「Hikari Ichihara Special Project」のステージでした。前半はトランペッター市原ひかりさんのボーカルが聴けました。
市原さんは昨年9作目となるニューアルバム『Sings & Plays』で念願のボーカル・デビューを果たしました。市原さんはここ数年「私は歌を歌いたい」と話していたそうです。
自分の目標に向かって自然体で一生学び続ける精神を大事にしたい。
私の人生を詰め込ませて頂きました。
市原さんは22歳でデビューしてからずっと「女性だから」「若いから」需要があるんじゃないか?と自分の実力との狭間で葛藤していたそうです。
しかし、土岐英史のリーダーバンドに初めてサイドメンとして入った時に、その考えが変わったと言います。人から必要とされてこそ、ジャズメンなのではないかと思ったそうです。以来、招かれたバンドでは求められるものに応えつつ、自分のプレイを披露し、リーダーバンドではやりたい音楽を掘り下げ、デビュー15年となった今、好きなボーカルも楽しみながら「人の笑顔が見たいから私は音楽をやっている」と話します。