【目次】
#28 トリビュート:サラ・ヴォーン
2024年3月で生誕100年を迎えるモダンジャズシンガーの先駆者、サラ・ヴォーンの特集でした。
Sarah Vaughan「Μy Funny Valentine」
1973年に発表された『Sarah Vaughan Live in Japan』より。1973年9月に中野サンプラザで行ったライブ録音。
Sarah Vaughan「How High The Moon」
1955年録音のこの頃のサラ・ヴォーンの最も評価の高いアルバムの一つ『In The Land Of Hi-Fi』より。サラ・ヴォーンは当時31歳。キャノンボール・アダレイのアルトサックス、ロイ・ヘインズのドラムス、ジミー・ジョーンズのピアノ、ジョー・ベンジャミンのベース。
Sarah Vaughan「Everyday I Have The Blues」
サッシーはサラ・ヴォーンのあだ名。1967年録音のアルバム『Sassy Swings Again』より。共演メンバーは、クラーク・テリー、フレディ・ハバード、J・J・ジョンソン、フィル・ウッズ、ボブ・ジェームスなど。
Sarah Vaughan「Jive Samba」
ラテン系のリズムで構成した1964年録音のアルバム『Viva Vaughan』より。クインシー・ジョーンズがプロデュースし、カウント・ベイシー楽団で活躍したテナーサックス奏者:フランク・フォスターが編曲、指揮をした作品。サラ・ヴォーンは1970年代後半にはブラジルに渡って録音もして、1987年の遺作もブラジルをテーマにした作品。
Sarah Vaughan「Autumn Leaves」
サラ・ヴォーン自身がプロデュースして音作りやタイトル、ジャケットも決めた1982年のアルバム『Crazy and Mixed Up(邦題:枯葉)』より。ローランド・ハナのピアノ、ジョー・パスのギター、アンディ・シンプキンスのベース、ハロルド・ジョーンズのドラムス。
Sarah Vaughan「My Man's Gone Now」
オーケストラとの共演作品。1982年ロサンジェルス・フィルハーモニックとのコンサートを収録した『Gershwin Live!』より。マイケル・ティルソン・トーマスの指揮でジョージ・ガーシュウィンの楽曲を演奏しています。この作品は1983年第25回グラミー賞でベスト・ジャズ・ボーカル・パフォーマンス女性部門を受賞し、サラ・ヴォーンが初めてグラミー賞を受賞した作品となりました。
Sarah Vaughan「Lullaby of Birdland(バードランドの子守唄)」
1954年録音のアルバム『Sarah Vaughan with Clifford Brown』より。1952年にピアニストのジョージ・シアリングがニューヨークのジャズクラブ「バードランド」に因んで作曲し、その後ジョージ・デヴィッド・ワイスがつけた歌詞でサラ・ヴォーンが歌いました。演奏は当時24歳だったクリフォード・ブラウンのトランペット、ポール・クイニシェットのテナーサックス、ハービー・マンのフルート、ジミー・ジョーンズのピアノ、ジョー・ベンジャミンのベース、ロイ・ヘインズのドラムス、アーミー・ウィルキンスのアレンジと指揮。
週間プレイリスト
3月4日から10日までのブログに掲載した曲のプレイリストです。