エキゾチッククルーズ〜伝統音楽の迷宮3(サラーム海上)
今回のテーマは「伝統音楽の迷宮」。世界の伝統音楽を最新リリース盤を中心に紹介されました。
5月29日
Teun Creemers「À Nyininka」
5月29日の新作紹介。アフリカの新作が紹介されました。
オランダのジャズベーシスト:テウン・クリーマーズによる西アフリカ音楽への愛情を表現したアルバム『Naamu』より。西アフリカの楽器、ンゴニやゲンブリをそのままエレキベースに置き換えたようなグルービーなサウンドを彼はマリンケ・グルーヴ・ジャズと名付けています。マリンケとは西アフリカのギニアやコートジボワール、マリなどにまたがって分布するマリ帝国の末裔のことで、マリの人々という意味です。
Mahlathini & the Mahotella Queens「Duduzile (Comfort)」
5月29日の「オラが国のスター」は南アフリカ出身、1980年代の終わりから90年代にかけて世界的に活躍したグループ:マハラティーニ & ザ・マホテラ・クィーンズが紹介されました。
男性歌手:サイモン・マハラティーニ・ンガビンデが中心となり、3人組の女性グループ:マホテラ・クィーンズと、さらにベテラン演奏家5人組のバンド:マッコナ・ツフォーレ・バンドの3組のアーティストたちが合体して結成されたスーパーバンド。
1988年と1989年にイギリス各地で行ったライブ録音が発掘され『Music Inferno - The Indestructible Beat Tour 1988-89』としてリリースされました。