#1 ニューヨークを感じたいJAZZ
4月から始まった挾間美帆さんの新番組。挾間美帆さんは東京生まれ、雪国育ち。2010年にニューヨークへ渡り、ジャズ作曲活動をされています。日本、アメリカ、ヨーロッパなどへ旅する中で出会った素敵な音楽をニューヨークから届けてくれる番組だそうです。挾間美帆さんは近年ではデンマークの国営ラジオ局のビッグ・バンド:デンマーク・ラジオ・ビッグ・バンド(DRビッグ・バンド)の主席指揮者を務められています。今年はデビュー10周年で、新しいアルバムの発表に向けて気合いを入れて活動中だそううです。挾間美帆さんがニューヨークに拠点を移して、今年で14年で、今回のテーマは「ニューヨークを感じたいJAZZ」でした。
2005年から毎年開催されているニューヨーク・シティ・ウィンター・ジャズ・フェスティバルに今年1月に挾間美帆さんも「m_unit」を率いて出演されたそうです。このフェスティバルで今回とても話題となったダニー・マッキャスリンが紹介されました。
Donny McCaslin「Body Blow」
ダニー・マッキャスリンはテナーサックス奏者。バークリー音楽院で学び、ジャズだけでなく、クロスジャンルでも活躍しています。デヴィッド・ボウイの遺作『★』の演奏でも知られています。
「Body Blow」2022年の曲で、ダニー・マッキャスリンのテナーサックス、ジェイソン・リンドナーのシンセサイザー、ティム・ルフェーヴルのベース、マーク・ジュリアナのドラムス。
この曲は今年発表される最新アルバム『I Want More』に収録される予定です。
挾間美帆さんが仕事で日本やヨーロッパを旅してニューヨークへ戻ってきてライブに行くのをいつも楽しみしている女性ベーシストのリンダ・メイ・ハン・オーが紹介されました。中国系移民の両親のもと、マレーシアで生まれ、オーストラリアで育ったベーシスト。数々のコンペティションで優勝した後、ニューヨークへ移り、マンハッタン音楽院で学びます。挾間美帆さんもマンハッタン音楽院だそうです。
ギタリストのパット・メセニーや、ピアニストのケニー・バロンといった大御所と演奏するなど、現代ジャズを代表するベーシストとも言える存在だそうです。
ディズニーとピクサーによるアニメ映画『ソウルフル・ワールド』の中のバンドでも演奏をしているそうです。
Linda May Han Oh「Aventurine」
リンダ・メイ・ハン・オーの5枚目のアルバム『Aventurine』からタイトル曲。
週間プレイリスト
4月10日から16日までのブログに掲載した曲のプレイリストです。
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