ホットピックス
今回の特集「ウーマン・イン・ジャズ」に因んで、女性ジャズミュージシャンの新譜が取り上げられました。ロンドンのジャズシーンで女性の活躍がとても目立つそうです。2月1日にヤズ・アハメドの新譜が紹介されましたが、今回もロンドンで女性が中心になって構成されているグループが3つ紹介されました。
Seed Ensemble『Driftglass』
シード・アンサンブルはアルトサックス奏者であり、編曲家でもあるキャシー・キノシが率いる10人編成のバンドで2016年に結成されました。西アフリカとカリビアンのグルーブをベースにメンバー一人一人が現代の社会問題から触発された創作活動をしています。昨年はマーキュリー・アワードにノミネートされ、リーダーのキャシー・キノシが高く評価されました。昨年に2月にリリースされた彼らのデビューアルバム。
The Darkies
Nerija『Blume』
ネリヤはテナーサックスとフルートのヌビア・ガルシアなど女性メンバー主体の7人編成。シード・アンサンブルのトランペットのシェイラ・モーリス・グレー、アルトサックスのキャシー・キノシも入っています。昨年8月にリリースされたデビューアルバム。
EU(Emotionally Unavailable)
キャシー・キノシの作曲。EU離脱問題を前提に作られた曲。
Collocutor『Continuation』
コラキュターは、サックス奏者テイマー・オズボーンが率いるバンド。2016年に活動開始、3作目のアルバム。2月に発売されたばかりです。
Lost and Found
テイマー・オズボーンのオリジナル曲。
Jaimie Branch『FLY or DIE II: bird dogs of paradise』
アメリカのトランペット奏者ジェイミー・ブランチの新譜。1983年ニューヨーク生まれ、14歳でシカゴへ行き、ボストンのニューイングランド音楽院で学んだのちシカゴに戻ってミュージシャンとなりました。
Prayer for Amerikkka Pt.1&2