ウッドストック特集
サンシャイン・ミュージック・フェスティバルの後半は1969年8月15日(金)午後〜18日(月)午前に行われた「ウッドストック・フェスティバル」の特集となりました。本当は来週の「1969年の音楽」でウッドストックのコーナーを作るつもりだったそうですが、素材が多すぎるので今週の特集となったそうです。ウッドストック50周年の10枚組ボックスセットからの紹介。

ウッドストック50周年記念スペシャル・ボックス(完全生産限定盤)
- アーティスト: オムニバス
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2019/07/24
- メディア: CD
- この商品を含むブログを見る
Tim Hardin「Reason To Believe」
8月15日(金)21:00
後にロッド・スチュアートがカバーした曲だそうです。ティム・ハーディン(Tim Hardin)は極度のあがり症らしく、もっと早い時間に出演する予定だったらしいですが、本人の希望で遅い時間になったそうです。
Joan Baez「I Shall Be Released」
8月16日(土)1:00
ジョーン・バエズ(Joan Baez)は妊娠6ヶ月だったそうです。最後に「He shall be released」と歌っているのは、彼女の当時の夫が活動家でベトナム戦争の徴兵拒否で逮捕されていたからだそうです。
Santana「Jingo」
8月16日(土)14:00
当時のサンタナ(Santana)はまだ誰も知らない新人でウッドストックの映画「Soul Sacrifice」で有名になったそうです。サンタナはまだ21〜2歳と若い。
Sly & The Family Stone「Medley: Everyday People/Dance To The Music…」
8月17日(日)3:30
当時のアメリカの音楽で男性と女性、白人と黒人が全部混ざった編成のグループは多くの人は見たことがなかったそうです。
The Who「Pinball Wizard」
8月17日(日)5:00
ザ・フー(The Who)は映像は撮るなと言っていたのですが、途中からカメラマンが密かに撮っていたものが映画には使われたそうです。「Pinball Wizard」の部分の映像はないそうです。この曲が終わった直後にアビー・ホフマンという活動家が突然ステージに上がってきてピート・タウンゼントのマイクを奪ってジョン・シンクレア(デトロイトのパンクバンドのマネジャーでマリファナ所持で刑務所に入っていた)のことを解放しろと訴えます(ジョン・レノンもこの不当逮捕解放には賛同していたそうです)。ピート・タウンゼントは怒ってアビー・ホフマンをステージから突き落としたそうです。この出来事のあとクルーが密かにカメラを回し出したそうです。
Joe Cocker「Feelin' Alright」
8月17日(日)14:00
ジョー・コッカー(Joe Cocker)は、ウッドストックのハイライト・シーンの一つだそうです。
Country Joe & The Fish「Love」
8月17日(日)18:30
カントリー・ジョー(Country Joes)は前日一人で演奏しています。「40万人の前で一人ってどんな気持ちだったんでしょうか」とバラカンさん。
Grateful Dead「Dark Star」
8月16日(土)22:30
グレイトフル・デッド(Grateful Dead)の演奏はアルバムにも映画にも使われなかったそうです。自分たちの演奏に満足できないのが理由だそうです。今回のボックスには何曲か入っているそうです。
The Band「Chest Fever」
8月17日(日)午後
Blood, Sweat & Tears「You've Made Me So Very Happy」
8月18日(月)1:30
ホーンの音が合っていなかったのでアルバムに入っていなかったそうですが、今はホーンの音も直せるそうで、修正されて今回のボックスセットに入ったそうです。
Crosby, Stills, Nash & Young「Wooden Ships」
8月18日(月)3:00
半分アコースティックで半分エレクトリックの演奏をします。アコースティックの部分にニール・ヤングは出てこないそうです。
Jimi Hendrix「Izabella」
8月18日(月)9:00
大部分の人は帰ってしまっていて数万人が残っていたそうです。
来週は「サマースペシャル」で7:20-11:50の4時間半です。長いです。楽しみです。