音楽の裏側を覗いて(渡辺亨)
今回のテーマはギタリスト。
きっかけは映画「カーマイン・ストリート・ギター」を観たからということ。ニューヨークのグリニッジ・ヴィレッジにあるギター工房兼お店を構えているリック・ケリーというギター職人さんのドキュメンタリー映画。このお店は普通のギター屋さんではなくて、リック・ケリーさんが作ったギターを主に売っている。
ニューヨークの19世紀に建てた建物が壊される時の廃材でギターを作っているそうです。ケリーさん曰く「200年前に切られた木が今一番いい音がする」そうです。
色んなギタリストが店を訪れるそうですが、亨さんが一番印象的だったシーンがビル・フリゼール(Bill Frisell)がある名曲を弾くシーンだそうです。
Bill Frisell「Epistrophy」
Pedro Martins「VOX」
亨さんが今年最も気に入っているギタリスト。まだ20代半ばのブラジルのアーティスト ペドロ・マルチンス(Pedro Martines)。カート・ローゼンウィンケルのバンドで世界的に有名になった人。ギターだけでなく、歌、キーボード、ベース、ドラム、パーカッション、フルートもできるマルチ奏者。
トピックス(渡辺亨)
ブラジルの中堅女性歌手ホベルタ・サー(Roberta Sa)。ジルベルト・ジルが殆どの曲を書き下ろしているそうです。プロデューサーが息子さんのベン・ジル。「Ela Diz Que Me Ama」はジルベルト・ジルがジョルジ・ベンジョールと一緒に書いて参加している曲です。
Roberta Sa「Giro」