【目次】
C&K CLIEVYの「今の僕をつくってくれたアルバム」
C&Kクリビーさんの選んだフェバリット・アルバム3日目はRCサクセション『Please』。テーマは「今の僕をつくってくれたアルバム」。このアルバムが出た時はまだクリビーさんは生まれていないのですが、高校生の頃に刺さって聴いていたそうです。
名盤というのは僕が生まれていない当時の風景を見て作ったものが、何十年も時を経て全く違う風景なはずなのに、どこかの片田舎の高校生にも何故かピントが合ってしまう。決してその人に向けているはずじゃないのに刺さってしまうのが名盤。
RCサクセション『Please』
RCサクセションが1980年に出した5枚目のアルバム。
Sweet Soul Music
いい事ばかりは ありゃしない
白バイには捕まってはいないのですが、その頃何か腹が立っていて当てはめて聴いていた高校生だったそうです。何に腹が立っているのか分からなかったけれど、そういうのを全て包み込んでくれる、要所要所で清志郎さんの曲は包み込んでくれて、尖らせてくれて、暖かく包んでくれたそうです。
あきれて物も言えない
トランジスタ・ラジオ
この曲と出会ってアルバムと出会ったそうです。この曲の歌詞のように、山の奥の母校でイヤホンでトランジスタラジオで聴いていたそうです。屋上で寝転んでもいたそうです。
体操しようよ
たとえばこんなラヴ・ソング
何に怒っているのか、何に苦しんでいるのか分からない人は是非聴いてみたら、色んな勇気だったり、「もういいのか」と、ある意味「どうでもいいか」と、いい意味での諦め。色んなものを手放させてくれるんじゃないかと思います。今の世の中に必要じゃないかな。こういう気持ちの何かスパッとさせてくれるものが。是非聴いてください。
忌野清志郎「JUMP」
クリビーさんの人生に影響をあたえたフェイバリット・ソング。大人になったクリビー青年の背中を押してくれた曲だそうです。40歳になった今聴いても、その当時とは刺さるポイントが変わってきていてずっとお世話になっている曲ということです。
C&K「夜空」
この曲はRCサクセションの影響を受けて、そしてRCサクセションが影響を受けたであろうソウルなどへのリスペクトと、自分のこれからの行先も詰め込んだ曲だそうです。そして、「雨あがりの夜空に」への自分なりのアンサーソングとなっているそうです。