ラジオと音楽

ラジオから知った音楽のこと書いていきます

挾間美帆のジャズ・ヴォヤージュ 2024年1月14日(ロン・カーター) & 週間プレイリスト

www.nhk.jp

 

【目次】

 

#23 インタビュー:ロン・カーター

今回のゲストは、“ジャズ・ベースの神様”と呼ばれるロン・カーター。60年以上のキャリアで、2000を超えるレコーディング・セッションで演奏し、最も多くの作品に参加しているジャズ・ベーシストとして、ギネス世界記録にも認定されています。

ロン・カーターさんは、1937年ミシガン州デトロイトのファーンデール出身。10歳の頃よりチェロのレッスンを始め、高校時代にコントラバスを弾くようになり、イーストマン音楽学校で学びます。卒業後、ニューヨークに拠点を移し、1961年自身初のリーダー作『Where? 』を録音。そして、1963年マイルス・デイヴィスクインテットに参加。ハービー・ハンコックトニー・ウィリアムスウェイン・ショーターの黄金クインテットと呼ばれ、1960年代アコースティック・ジャズの頂点を極めます。マイルス・デイヴィスクインテットを脱退してからも、ご自身のグループの活動だけでなく、様々なミュージシャンと共演。ジャズ界のレジェンド達はもちろん、アレサ・フランクリンからア・トライブ・コールド・クエストまで、幅広いアーティストたちのコラボレーションしてこられ、86歳の現在も多彩な活動を続けていらっしゃいます。2021年には日米の文化交流の貢献を讃え、旭日章を受賞されました。

 

 

Ron Carter「Doctor's Row」

1982年録音、ロン・カーター・カルテットのアルバム『Etudes』より。メンバーは、サクソフォンビル・エヴァンス、トランペットとフリューゲルホルンにアート・パーマー、ドラムスにトニー・ウィリアムス


www.youtube.com

Etudes

Etudes

Amazon

 

 

Eric DolphyFar Cry

ロン・カーターさんが参加しているアルバムで、挾間さんお勧めのアルバム。1960年録音、1962年発表のサクソフォン奏者:エリック・ドルフィーのアルバム『Far Cry』。


www.youtube.com

Far Cry

Far Cry

Amazon

 

 

V.S.O.P.The Quintet「Third Plane (Live)」

ロン・カーターさんが、マイルス・デイヴィスクインテットで一緒になったアーティストが中心となったバンド。ピアノ:ハービー・ハンコックサクソフォンウェイン・ショーター、ドラムス:トニー・ウィリアムス、ベース:ロン・カーターという黄金のクインテットにトランペットでフレディ・ハバードが加わった、V.S.O.P.クインテット。アルバム『The Quintet(邦題:ライヴ・イン・USA)』より。


www.youtube.com

 

 

Ron Carter「Mr. Bow Tie」

2012年東京でのライブを収録したアルバム『Cocktails At The Cotton Club(邦題:コットンクラブでカクテルを)』から、ロンさん作曲。演奏はゴールデン・ストライカー・トリオで、ロン・カーターのベース、ラッセル・マローンのギター、ドナルド・ヴェガのピアノ。


www.youtube.com

コットンクラブでカクテルを

コットンクラブでカクテルを

Amazon

 

ロン・カーターさんは1月末に来日されるそうです。パット・メセニーとの共演。

amass.jp

 

 

 

週間プレイリスト

1月15日から21日までのブログに掲載した曲のプレイリストです。