【目次】
nextの音楽
Sandy Denny「Next Time Around」
松村さんの選曲。ブリティッシュ・フォーク・バンドのフェアポート・コンヴェンションの元リード・ボーカル:サンディ・デニーが1971年に出したファースト・ソロ・アルバム『North Star Grassman & The Ravens(邦題:海と私のねじれたキャンドル)』より。残念なことに、このアルバム発売の7年後1978年に31歳で亡くなりました。
Aswad「Next To You (Jazz Mix) 」
アスワドは1975年にロンドンで結成されたブリティッシュ・レゲエを代表するグループ。この曲は1990年発表のアルバム『Too Wicked』に収められていましたが、これはアスワドのドラマー:ドラミー・ゼブが手がけたジャズ・ミックス。様々な曲のリミックス・バージョンを集めた1995年のアルバム『Firesticks』収録。
Al Green「I Can't Get Next to You」
アル・グリーンは1946年アメリカはアーカンソー 州出身のソウル・シンガー、ソング・ライター。この曲はデトロイトのソウル・グループ:ザ・テンプテーションズのNo.1ヒット曲。アル・グリーンの1971年のアルバム『Al Green Gets Next to You』に収められたカバー・バージョン。
The Who「Won't Get Fooled Again(無法の世界)」
ザ・フーは1964年ロンドンで結成された4人組のロック・グループ。1971年発表で、彼らの最高傑作とも評されるアルバム『Who's Next』収録曲。シングルでもイギリスやアメリカで大ヒットしました。
Kamasi Washington「The Next Step」
カマシ・ワシントンは1981年ロサンゼルス出身のジャズ・テナーサックス奏者、作曲家、プロデューサー。両親がミュージシャンという家庭で幼少から楽器に親しみ、13歳からサックスを始めたそうです。2015年にCD3枚組のファースト・アルバム『The Epic』を発表して、大きな注目を集めました。この曲は『The Epic』収録曲で、このアルバムに参加しているのは、カマシ・ワシントン率いる8人組のジャズ・グループ、そして9人の弦楽器奏者、14人のコーラス隊などです。
ディスカバーカバー(藤川パパQ)
Joshua Redman「By The Time I Get To Phoenix(feat. Gabrielle Cavassa)」
アメリカのジャズ・サックス奏者:ジョシュア・レッドマンのニューアルバム『where are we』より。ガブリエル・カヴァッサというボーカリストをフィーチャーしています。今回のアルバムはアメリカに対する賛美と批評ということで、地名が織り込まれた曲が取り上げられています。
この曲の邦題は「恋はフェニックス」で、ジミー・ウェッブが書いた有名曲。番組では1967年に大ヒットしたグレン・キャンベルのカバー・バージョンが聴き比べでかかりました。