Taj Mahal『Savoy』
タジ・マハールの新譜。ハーレム生まれなので、子供の頃からこのサヴォイというボールルームのことを知っていました。
このアルバムはオークランドのスタジオで昨年8月にスタジオライブの形で録音したそうです。プロデューサーと編曲はジョン・サイモン、ピアノも弾いているそうです。
また、このアルバムは同じ日に「世界の快適音楽セレクション」で藤川パパQさんも紹介されていました。
Stompin’ At The Savoy
この曲の冒頭のお喋りのところで、タジ・マハールの両親がサヴォイ・ボールルームで出会ったと言っています。それが1938年で、10代のエラ・フィッツジェラルドが歌っていたそうです。タジ・マハールは1942年生まれで、7歳頃からサヴォイで代表されるようなスウィングの音楽を聴いていたそうです。
Summertime
Caldonia
ルイ・ジョーダンの有名な曲で、タジ・マハールのハーモニカがフィーチャーされています。
Paul Simon『Seven Psalms』
ポール・サイモンの最新作。ポール・サイモンは特定の宗教を信仰しているわけではないのですが、夢で「あなたがサームを作りなさい」と指示を受けたそうで、サームとは旧約聖書の詩篇のことだそうです。それからポール・サイモンはサームのことが気になって、作らなければいけないわけではないので、無理に作らず、浮かんできたものを曲にしたのがこのアルバムだそうです。
The Lord / Love Is Like a Braid / My Professional Opinion / Your Forgiveness / Trail of Volcanoes / The Sacred Harp / Wait
7つの曲が並んでいるアルバムで、曲が全てつながっています。番組では「The Lord」と「Trail Of Volcanoes」が紹介されました。
「Trail Of Volcanoes」の訳詞をバラカンさんが紹介してくれました。
(訳詞)
私が若かった頃にギターを抱えて十字路まで行って、海の向こうまで渡りました
今は、その昔からある道には火山が並んでいて、それは難民で爆発している
何だか、皆んなが同じ道を歩みながら、どこにそれが続くんだろうか
残念ながら、あまりにも被害が多くて、それを償う時間があまり残っていない
Dan Penn and Spooner Oldham「Do Right Woman, Do Right Man」
ダン・ペンとスプーナー・オールダムが9月に来日するそうです。
6月18日の「Barakan Beat」でもダン・ペンとスプーナー・オールダムの来日は紹介されました。