ブラジル音楽と日本(ゲスト:ケペル木村)
今回はブラジル音楽評論家のケペル木村さんがゲストに来られて、ブラジル音楽の特集でした。ケペル木村さんはここ数年演奏活動に力を入れていて、ブラジルに呼ばれたりもしたそうです。その経験から日本とブラジルを音楽の面で見たらどういうことが言えるのかという切り口で楽曲が紹介されました。
7月8日から来日公演が始まるマルコス・ヴァーリとアジムスの曲が紹介されました。マルコス・ヴァーリはアジムスと50年位前から仲が良く、これまでも何回か一緒に来日しているそうです。
Marcos Valle「Azimuth」
マルコス・ヴァーリが1969年に出したアルバム『Mustang Cor De Sangue』にアジムスという曲があるそうです。アジムスとはテープレコーダーのヘッドの角度の調整のことだそうで、この言葉が気に入って3人組のアジムスは自分たちのバンド名にしたそうです。
Azimuth「Linha do horizonte」
アジムスのファースト・アルバム『Azimuth』より。
Takaaki Ohnishi「Povo Sem Nome」
大西孝明さんは東京を中心に活動されてる方だそうで、ケペル木村さんも最近知り合ったそうです。一昨年の暮れにアルバムを作ったと聞き、ケペル木村さんのご自宅にブラジル料理を作ってお招きをして、この新作『OPSINA』についてお話を聞かせてもらったそうです。ケペル木村さんはこのアルバムを大変気に入っており、DJでもかけたりしているそうです。