#6 インタビュー:ブライアン・ブレイド
ジャズ・ドラマー、バンドリーダー、シンガーソングライターのブライアン・ブレイドさんがルイジアナ州シュリーブポートからオンラインで出演されました。
ブライアン・ブレイドさんは、アメリカ南部ルイジアナ州で生まれました。ジャズの発祥の町と言われているニューオーリンズの大学に通い、マルサリス親子などニューオーリンズの実力派ミュージシャンたちと共演します。若い頃からジョシュア・レッドマン、ケニー・ギャレットなどのサイドマンとして名だたるミュージシャンたちと共演を重ねています。ジャズのみならず、ジョニ・ミッチェル、ボブ・ディランなどロック界の大御所のレコーディングにも参加。1997年には自身のバンド：ザ・フェロウシップを結成しました。
Brian Blade「Crooked Creek」
ザ・フェロウシップのセカンド・アルバム『Perceptual』より。
Wayne Shorter「Footprints」
サックス奏者ウェイン・ショーターが2001年に録音したライブアルバム『Footprints Live!』にブライアン・ブレイドも参加しています。ブライアン・ブレイドさんにとってウェイン・ショーターさんは、ジャズヒーロー、メンター（心の支え）でもあるとのことです。自分の人生で初めて買った3枚のジャズのアルバムは、ウェイン・ショーターの『JuJu』、アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズの『Ugetsu』、マイルス・デイヴィスの『Live At The Plugged Nickel』だそうです。3枚全てにウェイン・ショーターが参加しています。このように、ウェイン・ショーターさんは、16歳の頃からブライアン・ブレイドさんの人生に存在していたということです。最近亡くなられたことは、とても悲しいと仰っていました。
Joshua Redman, Brad Mehldau, Christian McBride & Brian Blade「Moe Honk」
1994年の『MoodSwing』以来約26年ぶりにジョシュア・レッドマン、ブラッド・メルドー、クリスチャン・マクブライド、ブライアン・ブレイドという4人が再結成してアルバム『RoundAgain』を作りました。2019年に久しぶりに集まって録音されたもので、発表は2020年。
Brian Blade「Mercy Angel」
ブライアン・ブレイドさんの音楽のルーツ。家族が大きな影響を与えてくれたそうです。お父さんが62年間牧師をしていて、お母さんも25年間幼稚園で教えた後にチャーチでのデイケアの活動をしているそうです。5歳上のお兄さんもドラムを小さい頃にやっていて影響を受けたそうです。
2009年にブライアン・ブレイドさんが発表したアルバム『Mama Rosa』より。このアルバムではブライアン・ブレイドさんは歌っています。
週間プレイリスト
5月22日から28日までのブログに掲載した曲のプレイリストです。
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